Alfresco、オープンソース ライセンスモデルを『GPL』に変更『GNU 一般公衆使用許諾契約』(GPL) は、現在オープンソース プロジェクトで最も普及しているライセンスモデルと考えられているが、『Mozilla Public License』(MPL) の派生モデルを用いるプロジェクトも少なくない。
オープンソースの企業コンテンツ管理 (ECM) 製品を手がける Alfresco Software もその1つだった。しかし、同社は22日をもって、MPL ライセンスから GPL ライセンスに移行することにした。 Alfresco の事業開発副社長 Matt Asay氏は取材に対し、「MPL が営業面で障害となっていたわけではないが、ここ1年半、社内で議論を繰り返しているうちに、徐々に GPL の採用に傾いていった」と語った。 法的な面で MPL と GPL の基本的な違いは、GPL ライセンスのソフトウェアは常に公開していなければならないという点だ。通常、GPL ライセンスのコードに変更を加えたら、その変更点をコミュニティに公開する必要がある。GPL がよく相互互恵的なライセンスと言われるのはこのためだ。一方 MPL では、相互互恵性または恒久的な公開性を求める条件はない。 これまで Alfresco は MPL を用い、ユーザーがそのソフトウェアの開発元を明らかにする必要があるという帰属条項を設けていた。 「当社の Web ベース ECM 製品に適用していたこれまでのライセンスでは、われわれの製品を利用していると示すロゴを、すべてのページに付けるようユーザーに求めていた。しかし、これはユーザーにとって受け入れがたいもので、実際多くの企業が同意していない」と Asay 氏は説明する。 企業向けのオープンソース データベースを手がける MySQL AB と同様に、Alfresco も今後、GPL ライセンス版と並行して商用ライセンス版を提供する。Asay 氏の説明によると、同社は Mozilla Foundation が Web ブラウザ『Firefox』で用いているような、3ライセンス方式は採用したくなかったという。Mozilla Foundation の3ライセンス方式では、同団体のアプリケーションを MPL、GPL および『Lesser GPL』(LGPL) の下で利用できる。 「われわれは、当社の製品をダウンロードしたユーザーが、どのようなライセンスの下でその製品を利用できるのか正しく理解し、ライセンスによる制限について悩まなくて済むようにしたかった」と Asay 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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