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2007年3月1日 11:00

Open-Xchange、大手 Web ホスティング会社から複数年契約を獲得

オープンソースの Eメールおよびコラボレーション プラットフォームを提供する Open-Xchange と、Web ホスティング事業を展開する1&1 Internet は2月27日、両社が戦略的提携を結んだと発表した。United Internet 傘下の 1&1 は、Web ホスティングの世界最大手で、Open-Xchange にとっては過去最大の顧客獲得になった。

今回の契約発表は、Open-Xchange だけでなく Zimbra などオープンソースの Eメールおよびコラボレーション環境を提供する企業各社が、Microsoft (NASDAQ:MSFT) の Eメール/コラボレーション環境『Exchange』に対抗しようとしていることを裏付ける動きの新たな例だ。

契約条件については非公開となっているが、Open-Xchange の CFO で南北アメリカ担当ゼネラルマネージャも務める Paul Sterne 氏は取材に対し、契約は複数年に渡るもので、金額規模は数億ドルに及ぶと語った。

契約に基づき、1&1 は Open-Xchange のプラットフォームを用いて、自社ブランドのホスティング型 Eメールおよびコラボレーション サービスを国際的に提供する。1&1 は同サービスをまずドイツで展開し、続いて米国/イギリス/フランスなど各国にも拡大する計画だ。利用者は、これらの新サービスを単独で契約できるほか、既存のホスティング契約に追加する形で購入することもできる。

1&1 にとって、Open-Xchange のプラットフォーム導入に伴なう障害は何も見当たらない。

この点について、Open-Xchange の Sterne 氏は次のように説明している。「1&1 には、自社開発した Web メールのインフラがあり、同社は今後も継続してこのインフラを利用していく。当社のプラットフォームは、1&1 が持つ既存の Web メールインフラ上に配備され、文書の共有/バージョン管理/ロックや、知識ベースエントリおよびブックマークなどを備える『Infostore』のほか、共有/安全な Eメール/カレンダ/連絡先/タスクなどの機能を追加するだけなので、移行作業は必要ない」

Sterne 氏によると、1&1 は多数の競合製品を評価した上で、Open-Xchange のアーキテクチャが同社の既存オープンソース インフラに最適との判断を下したという。

また Sterne 氏は、Open-Xchange 以外に交渉を行なった企業の名前や各社の提示契約額について、1&1 は明かさなかったと述べた。

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