![]() ![]() ![]() ![]() 『Office Open XML』の ISO 標準化へ一歩前進この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20070301/10.html
著者:Michael Hickins
海外internet.com発の記事
Microsoft (NASDAQ:MSFT) が推進するビジネス文書フォーマット『Office Open XML』(OOXML) は、国際標準としての承認に向けて一歩前進した。
OOXML は昨年、ヨーロッパの標準化機関 Ecma International を通じて国際標準化機構 (ISO) の早期承認手続きに提出されたが、19か国の標準化団体がこれに異議を唱えたため、Ecma は2月28日までに回答することになっていた。Ecma が回答を期限内に提出したことが取材で確認された。 今後この件がどうなるかは、Microsoft の提出した書類を検討する委員会 Joint Technical Committee 1 (JTC1) しだいだと、Ecma の事務局長を務める Jan van den Beld 氏は語った。 Microsoft にとって最善の筋書きは、ISO の早期承認プロセスのもとで JTC1 委員会によって標準化の採決が行なわれることで、このプロセスにかかる期間はおよそ5か月だ。van den Beld 氏は、標準化の採決までには通常3年かかると説明している。 オープンな文書フォーマットを採用する政府機関や公共機関がどんどん増えているため、標準化に時間がかかれば Microsoft は乗り遅れることになる。もし、『Microsoft Office』スイートのベースとなるファイルフォーマットが標準として承認されなければ、デスクトップ アプリケーションをそうした機関に販売することは困難になるだろう。 たとえばカリフォルニア州では、2008年1月1日より州の機関はすべての文書をオープンな XML ベースのファイルフォーマットで作成/交換/保存しなければならないとする法案を検討中だ。同法案はまた、採用されるアプリケーションは完全に公開されていて使用料がかからず、複数のベンダーによって実装され、「標準を発展させる明確な包括的プロセスを備えた、オープンな業界組織によって管理される」ものでなければならないとも規定している。 テキサス州とミネソタ州も同様の法案を検討中だ。OOXML が ISO によって承認されたとしても、こうした規定に適合するかどうか明らかではないが、国際標準としての承認が得られなければ要件を満たす見込みはない。 |