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IBM の『WebSphere』で『Google Gadgets』が利用可能に企業のコンシューマ化が、猛烈な勢いで進んでいる。
企業のコンシューマ化とは、一般消費者向けの技術が会社業務の中に浸透する傾向を指す。2006年には、ポッドキャストをはじめとする消費者向け Web アプリケーションが、企業に浸透する方向性が見え始めた。そしてその傾向が、ここへ来ていよいよ本格化している。 IBM (NYSE:IBM) は2月28日、Google (NASDAQ:GOOG) との提携を発表した。モジュール化したアプリケーション群『Google Gadgets』と、IBM の企業ポータルソフトウェア『WebSphere』の統合を実現するという。Google Gadgets は、小規模ながら時に高度な用途にも利用できる多数の Web アプリケーション群だ。 これにより IBM の企業顧客は、4000種以上の Google Gadgets から任意のツールを選び、自社のカスタマイズしたポータルに追加できるようになる。Google Gadgets のなかには、翻訳や通貨換算ツール、ポッドキャストの検索機能など、個人用途と業務用途の両方で利用できるアプリケーションのほか、Web 百科事典『Wikipedia』の検索ユーティリティや『YouTube』プレーヤーといった、消費者指向のアプリケーションもある。 企業顧客はまた、WebSphere プラットフォームで構築した社外向けのサイトにも Google Gadgets を組み込める。たとえば、Eコマースサイトならば商品追跡アプリケーションを追加したり、コンテンツサイトなら Wikipedia の検索ユーティリティを加えて、自社サイトのユーザー体験を向上させることが可能だ。 この提携は、より大きな時代の波を象徴する動きでもある。一部のアナリストが、「IT のコンシューマ化」(一般消費者指向の技術が IT を先導する傾向) と表現する動きだ。 たとえばビジネス関連の Eメールで、顔文字を使って内容の論調を表現するなどといった行為が始まったのは、さほど古い話ではない。またインスタント メッセージ (IM) が企業に浸透するにつれて、エモティコン (絵文字アイコン) もビジネスの場で一般的になった。IBM の WebSphere ポータル担当マネージャ Lauren Wendel 氏によると、いまや家庭で利用するものや私的なインターネット体験と、日々の仕事に予期するサービスとの区別が曖昧になっているという。 関連記事
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