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Microsoft、『Dynamics CRM』の SaaS 版を披露Microsoft (NASDAQ:MSFT) の CEO (最高経営責任者) Steve Ballmer 氏は14日、『Dynamics』製品カンファレンス『Convergence 2007』最終日の締めくくりとして、年内にも提供開始予定のサービス『Microsoft Dynamics Live CRM』を実演披露した。同サービスは、Microsoft が初めて Dynamics 製品で「サービスとしてのソフトウェア」(SaaS) 型配備モデルを用いるものになる。
Dynamics Live CRM (開発コード名『Titan』) は、マルチテナント型のコードベースを用い、従来的な顧客側配備モデルと、SaaS 型配備モデルの両方に対応する。マルチテナント性を持たせたことで、各顧客に合わせて構成を変えつつ、複数の顧客に同時にアプリケーションを提供することができる。しかもその一方で、各顧客のデータは、無許可アクセスから保護される。 Dynamics Live CRM は、2005年12月に発売した『Dynamics CRM 3.0』を SaaS 対応に発展させたものだ。Microsoft は昨年7月、Dynamics CRM の次期リリースで SaaS 型に移行すると発表していた。同社の発表によると、Dynamics Live CRM サービスの提供は、今年第3四半期に開始する予定という。 Ballmer 氏は実演の中で、Dynamics CRM Live を利用すれば、従来通り Dynamics CRM を自分たちのシステムにインストールする形はもちろん、オンデマンドで利用する形でも、CRM データにアクセスできることを示した。いずれも見た目や操作性はまったく同じで、データアクセスには『Microsoft Outlook』をはじめ、Web ブラウザや携帯機器も利用できる。 調査会社 Yankee Group の企業アプリケーション調査ディレクタ Cheryl Kingston 氏によると、Microsoft にはこの約束を果たす必要があり、それを履行したという。同氏は取材に対し、「Microsoft は、かなりまとまった形の製品を最初に提供しようとしているようだ。SAP が自社製品で行なっているように、ばらばらにしたものではない」と語った。 同氏は、企業が迷わずに済むため、慣れ親しんだ見た目を保つことは重要だとして、次のように述べた。「人々は、今のユーザーインターフェースを気に入っている。同一製品ならば、配備戦略とその選択だけで済ますべきだ。(ソフトウェアを) 自社で配備する形を求め、オンデマンド型については一切考慮しない企業もあれば、オンデマンド型を求め、自社配備は一切考慮しない企業もある。したがって、そうした要望すべてに応えなければならない」 関連記事
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