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2006年の半導体市場動向、全体の売上が伸びるIntel (NASDAQ:INTC) にとって、AMD (NYSE:AMD) は単なる苦痛の種ではない。市場調査会社 iSuppli の報告書で、AMD が2006年に Intel からかなりの市場シェアを奪ったことが明らかになった。
iSuppli の調査によると、半導体業界全体の売上規模は、2006年に9.3%増加して2600億ドルに達したという。だが Intel の売上は減少した。同社の売上は世界全体で前年に比べて11.1%減少し315億ドルになった。一方 AMD の売上は前年比91.6%増の75億ドルだった。AMD の売上が急伸したのは、ATI Technologies 買収のおかげという側面もあるが、AMD 本体の売上増も貢献した。 iSuppli の市場インテリジェンス担当副社長 Dale Ford 氏によると、Intel が売上で大打撃を被ったのは、主に2006年の前半だったという。Intel は、AMD が同社のシェアを奪い始めていると気づくや価格競争に入り、その結果 Intel の売上は全体的に落ち込んだ。「2006年の夏を振り返ってみれば、Intel の人員削減と、事業集中のためのスピンオフにすべての関心が集まった」と Ford 氏は述べている。 そんな両社だが、今年はより高い次元の戦いに移行するとの見方を Ford 氏は示した。「わたしの見るところ、今年の両社の競争は、価格面だけにとどまらず、製品の機能および性能面にも及ぶだろう。その結果、利益性の問題と両社の同分野に対する関わり方の問題を解決に導く可能性がある」 プロセッサ以外の分野に目を移すと、iSuppli の調査では2006年の売上が前年比で37.3%も急増した Broadcom (NASDAQ:BRCM) が目立つ。同調査における上位25社のなかで、製造設備を持たないのは Broadcom、QUALCOMM (NASDAQ:QCOM)、NVIDIA (NASDAQ:NVDA) の3社だけだ。 Hynix Semiconductor をはじめとするメモリ製造専業組も健闘した。Hynix は2006年、売上が前年比41.5%増の78億ドルに達し、全体の順位が7位になった。しかしフラッシュメモリ分野は、Intel をはじめ多くの企業が参入したため、厳しい時期を迎えている。Ford 氏は「新規参入した企業が、価格崩壊へ向かわせている」と述べた。 関連記事
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