Console アプリケーションは、Windows と Mac OS X でしか起動しないが、Lithium は確固たる Web コンソールで、ここは大抵の重たい作業を行うところだ。ただ不満な点は、マルチサイト/マルチクライアントの設定に使いやすく作られているところがあるので、1サイトで使用する場合に少々面倒になる場合があるということだ。
しかし、少々厄介なセットアップはさておき、Web コンソールは機能的で、テストしたところ Firefox と Safari の両方で完ぺきに動いたので、Firefox を起動させられる大抵のプラットフォームで使うことができる。FAT と Web 両方のコンソールで、パフォーマンスグラフなどを表示できる。
Web コンソールは、RRDtool を使ってグラフ描画するため、RRDTool グラフを使ったことのある人なら、その中身がどんなものかわかるだろう。Console でも同じデータを表示できるが、“マルチグラフ”オプションを使ってひとつのウィンドウに複数のグラフを追加できる。これは、プログラマーには想像できないような方法でデータビューを組み合わせたいときに非常に便利である。
インストールについては、細かいことだが文句を言いたい点がある。Lithium は Postgres を使っていて、それ自体はよくできたデータベースであるが、オプションの MySQL を使ったほうがいいようだ。というのは、Mac OS X 機器でデフォルトで使用できるからだ。Lithium はブートドライブのルートにインストールされる。これは、同じようなプログラムをインストールする方法や場所を自分で決めている人には厄介になる。
しかし、私の話をただ信じるだけではいけない。無料版の Lithium をダウンロードしてテストしてみることだ。プロフェッショナル版とエンタープライズ版のすべての特性が付いているわけではないが、自分のニーズと使い方に合わせて Lithium を使ってみることで、十分評価はできるだろう。Web コンソールが付いた Lithium コアは Mac OS X と Linux で起動し、Console アプリケーションは Mac OS X と Windows で起動する。