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2007年3月30日 10:40

IBM、「Web2.0 技術の消費者向け展開は当面考えない」

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
IBM (NYSE:IBM) の Software Group 担当副社長兼グループ エグゼクティブを務める Steve Mills 氏によると、同社は今のところ、ソーシャル ネットワーキングの一般消費者向け市場で Google (NASDAQ:GOOG) や Yahoo! (NASDAQ:YHOO) などに戦いを挑む予定はないという。

Mills 氏は、IBM の既存および開発中のソーシャル ネットワーキング ソフトウェアを披露するために同社の研究所で開催されたイベントの場で、wiki やマッシュアップを活用する同社の Web2.0 技術を一般消費者向け市場に展開する必要はないと考えていると述べた。

Mills 氏は、企業は『Lotus Notes』や『Lotus Sametime』のような信頼に足る製品を求めていると述べ、Google や Yahoo! が提供しているソーシャル ネットワーキングの「フリーウェア」について、家庭での使用には申し分ないが、企業で使用する場合には予期せぬ結果を招く可能性があるとの見解を示した。

Mills 氏は次のように述べている。「時は金なりという世界にいる企業が求める一定レベルの業務用強度というものがある。(中略) 企業で使われるような技術には、無国籍で公共的なインターネットで使われる技術とは非常に異なる顕著な特性がある。これを混同することは許されない」

ソーシャル ネットワーキング ソフトウェア分野には今、Google と Yahoo! のほか、より小規模な企業も参入して激しく競争しており、企業買収が進む一方、消費者が Blog や wiki、マッシュアップ型アプリケーションなどから離れないようにするためのソフトウェア開発が行なわれている。

これらのツールは、Web ユーザーのグループが交流したり情報共有するための特別な場所を提供するものだ。

同様のツールは IBM も開発しているが、大きく違う点は、IBM がそういったソフトウェアの使い道を、企業の従業員、とくに世界各地に遠く離れて散らばっている従業員が、より迅速かつ効率的にチームプロジェクトに取り組めるようにするための支援と考えていることだ。

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