IBM、企業向けソーシャル ネットワーキング ツールを公開IBM (NYSE:IBM) は今週、新しいコラボレーション ソフトウェアのデモンストレーションを行なったが、その内容は、同社が企業向けソーシャル ネットワーキング分野の支配を本気で狙っていることを、これまで以上に確信させるものとなった。
IBM の研究者たちは、ビジネス インテリジェンス (BI)、アプリケーション統合、情報共有といった分野にわたるツールやアップグレード、および開発途中の試作品を紹介し、発表の場に集まった報道関係者やアナリストたちを驚嘆させた。 これらのツールは、企業向けのコラボレーション製品やソーシャル ネットワーキング製品を手がける Oracle (NASDAQ:ORCL) や BEA Systems (NASDAQ:BEAS) に対抗するべく開発中のものだ。 IBM 研究員の Irene Greif 氏は、データ視覚化/コラボレーション ツール『Many Eyes』を紹介した。 『Wiki』の強化版のような同ツールは、複数のデータセットを融合して視覚的に表示するもので、ユーザーはその内容を閲覧、更新したり、コメントを共有したりすることができる。 Many Eyes はまだアルファテストの段階だが、IBMで『Lotus』ソフトウェアの開発/技術支援を担当する副社長 Alistair Rennie 氏は、同社が年内の正式リリースを視野に入れていることを示唆した。 BI の分野からは、『CRAFT』(Collaborative Reasoning for Business Intelligence) が紹介された。CRAFT は、BI 本来の精神にのっとり、複数ソースのビジネス関連情報を相互に関連付けして、アナリストの意思決定を支援するものだ。 IBM 研究員の Daniel Greun 氏は、CRAFT を使って、顧客アカウント数が減少した原因を突き止めるデモンストレーションを行なった。Greun 氏は、最終的にアカウントを閉鎖した顧客の問い合わせ履歴を、何度かのドラッグ&ドロップ操作で収集して見せた。 そのほか、『PodSmart』という非常に興味深いテキスト読み上げツールも披露された。同ツールを使えば、『Lotus Notes』の Eメール/スケジュールのファイル、および RSS フィードから、ユーザーが自分用のポッドキャストを作成できるという。 関連記事 最新トップニュース
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