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IRS の紛失パソコンに納税者の非暗号化データが保存来週、米政府の事情聴取を受けるのは納税者だけではない。収税機関も聴聞会に召喚されることになりそうだ。
Chuck Grassley 上院議員 (共和党、アイオワ州選出) は4日、来週開かれる上院の財政委員会で、過去3年のうちに盗難にあったり紛失したりした約500台のノートパソコンについて、米内国歳入庁 (IRS) に説明を求める予定であることを明らかにした。IRS を監督する独立機関 Treasury Inspector General for Tax Administration (TIGTA) が3月23日付けで発表した監査報告書によると、これらのノートパソコンの多くは、納税者の重要機密データを暗号化しないまま保存していた可能性が高いという。 Grassley 上院議員は声明で次のように述べている。「IRS は3年以上も前に問題を認識していたにもかかわらず、なぜいまだに同じ状態なのか理解に苦しむ。IRS のノートパソコンが1台盗まれれば、何千人もの納税者が危険にさらされかねない。私は、IRS がこの問題をどう解決しようとしているのか追及したい」 同報告書によれば、盗難ないし紛失のノートパソコンに関しては、影響を受ける納税者数といった「限定的な確定情報」しか明らかにならなかったという。しかし、これとは別に、現在 IRS 職員が使用している100台のノートパソコンを調査したところ、44台のノートパソコンに納税者および IRS 職員の機密データが暗号化されないまま保存されていることが判明した。また、フラッシュメモリなど他のモバイルコンピュータデバイスでも、暗号化されないデータが見つかっている。 「盗難ないし紛失とされる多数の IRS コンピュータが、同様に暗号化されていないデータを保存した状態であった可能性は、非常に高いと考えられる。同様の監査結果が2003年7月にも出されている。しかし、IRS は適切な改善措置をとらなかった」と、同報告書は記している。 IRS のコミッショナー、Mark W. Everson 氏は声明で、IRS は同庁のノートパソコン紛失がもとで ID 盗難が発生したという事例は出ていないと述べながらも、同報告書が IRS のノートパソコンに関するセキュリティの不備を正しく指摘していることを認めた。 Everson 氏はさらに、IRS ではノートパソコンの盗難あるいは紛失について、これまで単なるハードウェアの損失として扱うだけで、納税者データなどの個人情報に起因する潜在的損失を認識していなかったと述べ、「明らかに、これは適切な対処だったとは言えない」と語った。 関連記事 関連テーマ
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