IBM は、機械的な動作部品を持たないフラッシュメモリの消費電力について、ハードディスクの約5%という概算値を示している。加えて、フラッシュメモリはハードディスクよりもずっと高速だ。IBM によると、従来の一般的なハードディスクは、データを読み書きするのに平均で15ミリ秒程度かかるが、フラッシュメモリは0.1ミリ秒程度しかかからないという。
発表によると、Modular Flash Drive オプションは『Linux』OS の起動デバイスとして利用できるほか、NAS や SAN などのストレージ環境を補完して、扱うデータ量が比較的少ないアプリケーション用のストレージとして利用できるという。
低電圧プロセッサを用いることで消費電力は減るが、それは IBM の専売特許というわけではない。Balog 氏は、そのほかの技術コンポーネントにも、エネルギー効率の改善を求めることが可能だと述べた。同氏は、今週開催されているブレードサーバー顧客イベントの会場から電話で取材に応じ、少ない方で6基、多い方では6000基のブレードサーバーを使っているユーザーが集まっていると述べた。「会社の規模とは関係なく、およそ75%のユーザーが、電力と冷却を最重要問題の1つと捉えている」と同氏は語った。