仮想サーバーの氾濫に対処する新興会社 FastScale の管理製品サーバーの無節操な増加を抑え、物理的に少数のマシンで業務処理を行なうため、仮想化ソフトウェアを導入する企業が増えつつある。
それは今に始まった話ではないが、問題も出てきている。つまり、あまりに仮想マシンが増えてしまった企業では、仮想サーバーの無節操な増加を抑えるために、管理する方法を必要としている。 そこに目をつけたのが新興会社 FastScale Technology だ。同社は16日、データセンターや Web ファーム (多数の Web サーバーを単一サーバーとして運用する形態) の仮想サーバーを管理するスイート製品『FastScale Composer』の出荷開始を発表した。FastScale Composer は同社初の製品で、仮想マシンの増えすぎという問題の抑制が可能だ。 同製品は、VMware、Microsoft、SWSoft、XenSource、Virtual Iron などが提供するサーバー仮想化ソフトウェアの補完を目的とし、仮想サーバーソフトウェアの配備を自動化することで、IT 管理者が様々な OS/更新/ライブラリ/スクリプトに取り組む手間を減らすことができる。 Opsware や Cassatt などのベンダーが提供する製品をはじめ、多くのデータセンター自動化ソフトウェアが、仮想サーバーの無秩序な増加という「症状」に何とか対応するが、FastScale Composer は物理サーバーおよび仮想サーバー配備のためのソフトウェア スタック全体を、わずかな時間で仮想化すると FastScale の CEO、Lynn LeBlanc 氏は語った。 また同氏によると、アプリケーションのサポートには、通常 IT 予算のおよそ70%から80%を費やしているにもかかわらず、サーバーが持つ性能のわずか5%から10%しか引き出していないという。 「配備用に Opsware 製品を使っていようと、あるいは統合用に VMware 製品を使っていようと、われわれが目指すのはソフトウェアの複雑さという根本的な問題を解決することだ」と LeBlanc 氏は語った。 FastScale は、発表と同時に FastScale Composer の出荷を開始しており、最小構成価格は3万ドルとなっている。同製品のベータテストには7社が参加したほか、先行試用には10社が参加したという。また同社は3月28日、第1回資金調達として、ATA Ventures、Leapfrog Ventures、Hunt Ventures から650万ドルの資金提供を受けたと発表している。 関連記事 最新トップニュース
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