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salesforce と Adobe の協力成果第1弾は『Apex』と『Flex』の結合オンデマンド型顧客関係管理 (CRM) ソリューションの salesforce.com (NYSE:CRM) は16日、同社の開発プラットフォーム『Apex』で、Adobe Systems (NASDAQ:ADBE) の『Flex』に対応する開発ツールキットが利用できるようになったと発表した。
Apex は、salesforce.com のオンデマンド プラットフォーム『AppExchange』用にマルチテナント型のアプリケーションを開発したり、AppExchange で動作するアプリケーションのカスタマイズができるものだ。一方 Flex は、昨年 Adobe がリリースした Web プログラミング環境で、同社はこれを「Ajax 技術との融合」と呼んでいる。 salesforce.com と Adobe が今回リリースした『Flex Toolkit for Apex』は、2つのプログラミング環境を繋ぎ合わせ、業務用のリッチ インターネット アプリケーション (RIA) 作成を実現する。また、salesforce.com の主力 CRM ツール『Sales Force Automation』(SFA) をはじめとする、オンデマンド型 (SaaS) アプリケーションのユーザーインターフェースや機能性の強化にも利用できる。 さらに開発者は、自分が作成した Flex ベースのアプリケーションを、AppExchange で提供することも可能だ。 Adobe は、昨年10月に salesforce.com が発表した Apex 支援企業団体『Apex Alliance』に、創立メンバーとして参画しているが、今回のツールキット提供はその成果の1つだ。 そして年内には、別の成果が生まれるかもしれない。salesforce.com の開発者マーケティング担当副社長 Adam Gross 氏は、Flex Toolkit for Apex が、Adobe の開発キット『Apollo』(開発コード名) で動作するようになると述べた。Apollo は Adobe が最終版リリースに向けて、現在テスト中だ。 Apollo とは、RIA を作成するためのツールと、デスクトップ用ランタイムからなる環境で、RIA をデスクトップ上に配備して運用することができる。 salesforce.com はすでに、自社のオンデマンド CRM ツールをオフラインで補完する製品を提供している。業務用アプリケーションのオンデマンド型配備モデルについては、オフラインでも重要な業務用アプリケーションを利用できなければならないとの批判があるが、SFA と Apollo が統合できれば、salesforce.com にとってさらなる説得材料になるだろう。 salesforce.com と Adobe は、共通の競合相手 Microsoft (NASDAQ:MSFT) に対抗し、互いに結束している。 Flex Toolkit for Apex はすでに公開済みで、salesforce.com の AppExchange 開発者向けサイトにおいて無料配布中だ。 関連記事 関連テーマ
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