Webビジネス 2007年4月18日 11:30

Oracle、次期『Siebel CRM On Demand』を発表

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2007年4月18日 11:30 付の記事
■海外internet.com発の記事

Oracle (NASDAQ:ORCL) は、2005年に発表した Siebel Systems 買収を2006年初頭に終え、そのソフトウェア資産を引き継いで以来、オンデマンド型の顧客関係管理 (CRM) アプリケーション『Siebel CRM On Demand』を提供してきた。

しかし Oracle が、Siebel 由来のオンデマンド型配備モデルに十分力を入れてきたかというと、少なくとも今日までは違っていた。

Oracle 社長の Charles Phillips 氏は17日、このオンデマンド型 CRM アプリケーションの安全性が万全となり、Oracle 製品群の持つ力を全面的に利用してもらえるようになったと語った。

同社がニューヨークで開催した顧客および金融アナリスト向けのイベントで、Phillips 氏は Siebel 買収により引き継いだオンデマンド型アプリケーションについて、「その配備モデルは、当社の求めるものではなかった」と述べた。

Oracle の望む形は、ほかのオンデマンド型 (あるいは SaaS) ソリューションベンダーの配備モデルとは少々異なる。

「われわれは時間をかけてインフラの耐久性を高め、グリッド上に展開し、ようやく強化する体制が整った」と Phillips 氏は語った。

Oracle は、単一サーバー上で単一のアプリケーション インスタンスを運用し、単一のデータベース上で複数顧客のデータを管理する (マルチテナント型) よりも、複数のインスタンスを運用して、各顧客のデータをそれぞれのデータベースに格納する (シングルテナント型) 方法を用いる。

Phillips 氏によると、異なる顧客のデータが単一のデータベース上に「混在」することがないため、このやり方はマルチテナント型よりも安全に顧客のデータを保持できるという。この形は、マルチテナントというオンデマンド型ビジネスモデルが持つ利点を放棄しているようにも見えるが、すべてのサーバーは単一のグリッド上にあり、Oracle のグリッド制御ソフトウェアで管理しているため、この形態でも従来のマルチテナント型 SaaS ベンダーと同じ規模の経済性を達成できると Phillips 氏は説明した。

Oracle によると、最新版となる『Siebel CRM On Demand Release 14』は、旧来の非オンデマンド型ソフトウェアとの連携に長けており、とりわけ別の Oracle 製ソフトウェアとの連携に優れるという。同社は、今後12か月以内に Siebel CRM On Demand Release 14 の提供を開始する予定で、価格は1ユーザーあたり月額70ドルとなる。

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