2007年第1四半期の PC 出荷台数が発表された。全世界では前年同期と比べて8.9%増加したが、米国の PC 出荷台数は、他地域の PC 出荷台数が急速な増加を続けていることから、初めて世界第3位に落ち込んだ。
IT 調査会社の Gartner が18日に発表したところによると、2007年第1四半期の全世界における PC 出荷総数は6270万台だった。いわゆる EMEA 地域 (ヨーロッパ、中東、アフリカ) の出荷台数は2160万台で、前年同期比で13.7%増加した。特に増加率が高かったのは、東欧および中東だった。
第2位の市場は日本を含むアジア太平洋地域で、出荷台数は1570万台。前年同期と比べて10.3%増加し、今回の調査で初めて米国を抜いた。デスクトップ型 PC の売上がふるわなかったため、全体的な市場の伸びは事前の予測を若干下回った。また、旧正月の影響で中国があまり伸びなかった。
米国の出荷台数は前年同期比2.9%増の1480万台だった。Gartner のクライアント コンピューティング グループ担当副社長 Charles Smulders 氏によると、今四半期の結果はおおむね予測どおりだったという。同氏は取材に対して、「年初の出荷が少なかったが、これは明らかに『Windows Vista』発売を前にした買い控えがあったためだ」と述べた。米国の伸びが鈍いのは、市場が成熟していることと、過去2年間の大きな買い替え需要が一段落したことが原因だという。