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Webビジネス2007年4月24日 10:00

迫る「母の日」、企業の SEO 対策

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母の日まであと数週間。大手フラワーショップをはじめ、多くの企業が母の日に向けて検索対策を行なっている。下図は GoogleTrends にて、過去3年間の「母の日」の検索ボリューム推移を表した図である。

過去3年間の「母の日」の検索ボリューム推移
*クリックして拡大


このように毎年この時期には「母の日」と検索するユーザーが急増するため、母の日関連の商材を扱う企業にとっては、検索を生かしビジネスを拡大させる大きなチャンスの時期であると言える。

期間限定のキャンペーン色が強い為、リスティング広告を出稿し対応をする企業が多いが、幅広くユーザーを獲得するために自然検索の対応(SEO 対策)をしている企業も少なくない。Yahoo! 検索で「母の日」と検索をしてみると以下のようなサイトが並ぶ。

1.母の日コンテンツ
2.母の日コンテンツ
3.ショッピングサイト
4.フラワーショップ
5.ギフトショップ
6.フラワーショップ
7.Wikipedia
8.ギフトショップ
9.母の日コンテンツ
10.ギフトショップ
(2007年4月23日現在)

これらのサイトの共通点として、母の日関連の Yahoo! カテゴリに登録されているサイトが多いということが言える。(参考カテゴリ:12

母の日関連のキーワードで SEO 対策を検討している企業は、母の日特設サイトまたは特設コンテンツを作成し、これらのカテゴリへ登録申請をしてみるのがよいだろう。ただし、この施策は時間を要するため、今から行なうのであれば、来年に向けての準備と考えるのがよいだろう。

また、「link:URL」で検索をすると、このサイトへのバックリンクの一部を調査することができるが、「母の日」で検索結果1ページ目に掲載されているサイトのバックリンクを見てみると、テキスト広告や Blog 書き込みサービスを利用し、数千件、数十万件のバックリンクを獲得しているサイトが存在する。

しかし、必ずしもこのようなバックリンクが多いサイトが上位表示されているとは限らず、質や関連性の高いリンクを獲得しオフシーズンの対策もしっかりと取っていた Web サイトに軍配が上がっていることがわかる。

一方、主に若年層が母親へプレゼントを考えている場合にモバイル検索を利用することが考えられるが、モバイル検索の結果はどうだろうか。やはり一部検索エンジン側の問題で「精度の低い」検索結果となっているが、3キャリアとも大手のフラワーショップやギフトショップが数社上位表示されている。

しかし、au Googleと、Yahoo!ケータイ、ドコモ公式検索には大きな違いがあり、au Googleは、それぞれのサイトの中の「母の日特集」ページがヒットしているのに対し、Yahoo!ケータイ、ドコモ公式検索の多くはサイトのトップページがヒットしている。

Yahoo!ケータイ、ドコモ公式検索の場合、せっかく「母の日」と検索をしたユーザーをサイトに誘導しても「母の日特集」への入り口を見つけることができなければ、ユーザーはサイト内を回遊せずに帰ってしまう恐れがある。母の日を意識するのであればランディングページまで考慮する必要がありそうだ。

また、モバイル検索では PC サイトの検索結果(PC で検索をしたときと同様の順番で表示)も表示されるが、携帯からここをクリックした場合、PC 向けサイトへリンクされているため、飛び先のページのソースコードが複雑でサイズが重い場合、携帯の画面できちんと表示されないことがある。携帯から訪れたユーザーには、携帯向けページを表示するなど、モバイルユーザーも逃がさない対策を行なうことも必要である。

このように、シーズンのみのキーワードとは言っても、一時的に対策をすれば成功するというわけではない。逆に言えば、一時的な手法に惑わされず、Yahoo! カテゴリ、モバイルユーザー向け対策など本質的な SEO 対策を行なった上で、きちんとオフシーズン対策を行っていれば、毎年継続的に上位に表示される可能性が高くなる。

今から来年以降の対策を練っても早くはないだろう。

(執筆:株式会社アイレップ マーケティンググループ 斉藤佐知子)

記事提供:アイレップ



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