IBM (NYSE:IBM) とオープンソース データベース会社 MySQL AB は25日、カリフォルニア州サンタクララで開催中の『MySQL Conference & Expo』(23-26日開催) において、IBM 製サーバー製品『System i』上の MySQL AB 製オープンソース データベース運用をサポートするため、技術と再販に関する契約を結んだと発表した。
IBM と MySQL AB は発表の中で、両社が System i の OS『i5/OS』用として『MySQL Server』を提供していくと述べた。また、IBM のデータベース製品 i5/OS 用『DB2』を、System i マシン上で稼動する MySQL ストレージエンジンの認定製品として、連携をサポートすることも明らかにした。
MySQL ストレージエンジンは MySQL Server に組み込まれ、ほかのあらゆるストレージエンジンと同様に管理できる。そして System i 環境では、データを DB2 のデータベースに保管しておきながら、各種 MySQL アプリケーションを実行することができ、アプリケーション間のデータを MySQL と DB2 で共有できるようになる。
さらに、IBM の再販ネットワークと System i 営業担当らは、MySQL AB のデータベース ソフトウェア/サービス/サポートを組み合わせた『MySQL Enterprise』を販売する計画だ。
なお今回の契約について、金銭的な条件は明らかになっていない。
無料のデータベース ソフトウェアを提供し、サポートで利益を得るビジネスモデルを定着させた MySQL AB は、今回の提携により、オープンソースの MySQL や PHP アプリケーションを System i ユーザーに提供することで、これまで手の届かなかった分野からも利益を得ることができるようになる。