Adobe、リッチメディア配信サービスの Scene7 買収へAdobe Systems (NASDAQ:ADBE) は3日、リアルタイムのリッチメディア配信サービス会社 Scene7 を買収することで両社が合意に至ったと発表した。Adobe はこの買収により、デザイナーやマーケティング担当者の心を捉え、デスクトップで確かな存在感を得る上で、Microsoft (NASDAQ:MSFT) に対抗するための強力な武器を新たに獲得する。
Adobe によると、自社の『Flash』『Dreamweaver』『PhotoShop』『Illustrator』といった主力の制作用アプリケーションのオンラインにおける存在感を高めるため、Scene7 のインタラクティブ型リッチメディア配信サービスの提供と拡張を行なう計画だという。 Scene7 のサービスは、ズーム、動的なサイズ変更、パーソナライズ化、双方向的で動的な製品カタログといったリッチメディア体験の提供や、それらコンテンツ制作の自動化を実現する。 Adobe は、これら Scene7 のアプリケーションを自社製品群に組み込む計画だ。ただ今回の買収の主な狙いが、独自のリッチ インターネット アプリケーション (RIA) をオンデマンド方式で提供する上で、Scene7 が開発した技術を獲得することにあるのは明らかだ。 Adobe の Creative Solutions 部門副社長 John Loiacono 氏は、Scene7 について、高品質な画像や動的メディア資産のオンライン配信に対応する洗練度の高いシステムを開発したと述べた。同氏は声明の中で、「この買収は、当社が強固なインターネット インフラを増強するのに役立つ」と語っている。 Adobe は買収条件について明らかにしなかった。なお買収手続きは、5月末までに完了する見通しだ。 関連記事 最新トップニュース
|
|