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Webビジネス2007年5月7日 12:10

SEO(検索エンジン最適化)=検索エンジンと仲直り?

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一番多いクライアントからの問い合わせのパターンは、「SEO を考えています。このキーワードで1位になりますか?」というものです。SEO 対策とは検索エンジンの検索結果が1位になることだと認識している Web 担当者がまだ多いようです。

【いまさら聞けない、SEO ってなに?】

まず、誰もが知っていることですが、言葉本来の意味から考えてみませんか。SEO とは「Search Engine Optimization」。日本語に訳すと「検索エンジン最適化」です。つまり、SEO とは Web サイトを検索エンジン向けに最適化することです。では、ここで「最適化」はどんな意味をもっているかを考えてみたいと思います。

辞書を引いてみますと、「システム工学などで、特定の目的に最適の計画・システムを設計すること。コンピューターでは、プログラムを特定の目的に最も効率的なように書き換えること」(大辞泉)と書かれています。

この内容から考えると、「SEO は Web サイトを検索エンジン向けにある特定の目的を達成するために最も効率的に設計し、書き換えること」です。ここでのポイントは「特定の目的」だということです。

最初に戻って、一番多いクライアントからの問い合わせのパターンである「SEO を考えています。このキーワードで1位になりますか?」の質問に私はこう答えます。「Web サイトの目的はなんですか?」質問に質問で答えて、クライアントには大変申し訳ないなと思いますが、SEO 本来の意味から考えて一番大事なことは「特定の目的」だからです。

1位になるのが目的だと言っているのでは? と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それではもう一回聞きます。「1位になるだけでいいですか? それが Web サイトの最終的な目的でよろしいですか?」

ほとんどの Web 担当者の根本的な悩みは、ランキングが低いことではなく、Web サイトをより効果的に利用したい、Web サイトから収益を得たい、ユーザー数を増やしたい、宣伝効果を高めたい、でした。多くの Web 担当者がランキングの話から始めるのは、まずは SEO に対しての認識不足が一番の原因で、ランキングが上がれば、サイトを効率的に利用することも、Web サイトから収益を得ることも、ユーザー数を増やすことも自動的にできると思い込んでいるからです。

Web 担当者のいろんな悩みを SEO で現実化することも可能です。しかし、それはランキングをあげることではなく、正しい SEO 施策を行うことではじめて実現できることです。多くの Web サイトの目的を現実化し、Web 担当者の悩みを解決するための施策、それが SEO です。

【SEO は検索エンジンとの戦い?】

たまにこんな質問を聞きます。「このキーワードを1位にするための裏技はありますか?」Web 担当者の誤解のなかで意外と多いのが、検索エンジンは対戦しなければいけない敵のような存在で、検索エンジンを騙す施策を多くもっている会社こそ、すぐ結果をだしてくれて、すべての悩みを解決してくれる本物の SEO 会社であると認識していることです。

本当の SEO は検索エンジンと戦い、検索エンジンを騙し、とにかく1位を獲得することではありません。むしろ、検索エンジンと仲良くなることです。

弊社では SEO の研究グループを構成し、常に検索エンジンを研究し、そのアルゴリズムの変動などをチェックしています。それは検索エンジンに勝つために検索エンジンの弱点を探しているわけではありません。検索エンジンと仲良くなるための研究です。友達になるためにはその人はなにが好きでなにが嫌いかわからないといけないのと同じです。

Web 担当者の悩みやサイトの目的を達成するためには、検索エンジンと敵対するのではなく、検索エンジンに好まれるサイトにならなければいけません。検索エンジンを騙すのではなく、検索エンジンが求めているサイトになって、堂々と検索結果の上位にランクインするのです。それが本当の SEO です。

【検索エンジンとユーザーと仲良しの SEO?】

検索エンジンが求めているサイト、それは結果的にユーザーの求めているサイトです。 検索エンジンが探しているのは、ユーザーが検索したキーワードに一番マッチングしているサイトです。

ユーザーが求めている良い情報が載っているサイトを正しく選別しようと日々開発され変化しているのが、検索エンジンのアルゴリズムです。そのアルゴリズムの特徴を研究し、検索エンジンが求めているサイトを追究していくのが弊社の SEO 戦略です。

検索エンジンとユーザーと仲良しのサイトにするのは、たくさんのリンクを人為的にはることでも、意味もなくキーワードをたくさん埋め込むことでもありません。それは検索エンジンを騙すことです。たとえ、検索エンジンのアルゴリズムを騙すことができたとしても、ユーザーを騙すことはできません。サイトの目的は1位になることではないからです。

会員数を増やし、売上を上げるためにはユーザーにも好まれる、本当にユーザーが探しているキーワードとマッチングするサイトでないといけません。外部リンクを増やすだけでは、サイトはなにも変わらないからです。

検索エンジンからはもちろん、ユーザーからも好まれるサイトにしていくこと。サイト本来の目的を達成するための施策、それが本当に必要な SEO です。

まずは質問を変えましょう。「1位になりますか?」ではなく「この目標は達成できますか?」から始まるべきです。そして、どんな SEO になるべきかを考えましょう。検索エンジンにも好まれ、ユーザーからも好まれるサイトにしないと、Web 担当者の悩みは解決できません。より広い視野で、長期的な考えで SEO 施策を行うべきです。

検索エンジンと仲良くなること。それが本当の検索エンジン最適化であって、多くの Web 担当者の悩みを解決してくれる SEO なのです。(株式会社ファンサイド AG SEM スペシャリスト 趙 南薫)

記事提供:ファンサイド AG

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