salesforce.com のオンデマンド環境で Skype サービスが利用可能にeBay (NASDAQ:EBAY) の子会社で VoIP サービス大手の Skype と、オンデマンド型 (SaaS 型) 顧客関係管理 (CRM) アプリケーション大手の salesforce.com (NYSE:CRM) は8日、『Skype for Salesforce』の提供を開始したと発表した。これは言うなれば、salesforce.com のプラットフォームを使って、VoIP の流行に乗ることのできるツールだ。
Skype が salesforce.com と協力している狙いは、salesforce.com の顧客が、それぞれのオンデマンド型アプリケーションに Skype の機能を簡単に配備できるようにすることにある。両社によれば、最新版の Skype for Salesforce は、salesforce.com が運営するオンデマンド型アプリケーション用のコンポーネント売買/共有プラットフォーム『AppExchange』を通じて入手できるという。 これは、単にオンデマンド型アプリケーションのプラットフォームを構築するだけでなく、Microsoft に倣ってツール構築のエコシステムも手がけようという salesforce.com の狙いを示すものだ。 Skype は次のように説明している。「(Skype for Salesforce は) Skype (の機能性) をシームレスに salesforce.com のオンデマンド CRM アプリケーションに統合し、従業員の生産性を改善すると同時に、顧客やパートナーとのコミュニケーションを効率化する」 また、通話サービス料金の安さも Skype for Salesforce のメリットだ。料金体系は Skype の低価格設定と同じで、Skype ユーザー間の通話が無料のほか、公衆交換網に接続する『SkypeOut』も分単位の通話料で利用できる。また、米国内とカナダに限り、定額制で SkypeOut の利用が可能だ。ほかにも、ヨーロッパとアジア向けに提供している該当国内定額プラン『Skype Pro』も利用できる。 しかし、問題点はないのだろうか。以前から指摘されている音質の問題は、依然として Skype の足を引っぱっているが、この点を除けば、Skype for Salesforce は salesforce.com の方針に適う内容だ。salesforce.com の方針とは、「中小企業の顧客が、彼らの同僚や顧客や潜在顧客との接点管理を改善し、より強固な関係性を構築できるようにする」というものだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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