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2007年5月9日 10:50

Red Hat、『Red Hat Exchange』を正式リリースへ

Red Hat (NYSE:RHT) が次世代 Linux プラットフォームをリリースするなかで注目を集めていたものの1つに、『Red Hat Exchange』(RHX) があった。

RHX は、無数にあるサードパーティ製のアプリケーションを、エンドユーザーがこれまでより容易に Red Hat から直接入手できるようにしようとするもので、『2007 Red Hat Summit』で10日、正式にリリースされることになっている。RHX は、Novell (NASDAQ:NOVL) がすでに『Market Start』プログラムで開始しているチャンネル開拓に、Red Hat が乗り出す足がかりとなる製品でもある。いずれのアプローチがよりよいかの判断は、どちらに尋ねるかでまったく異なる。

Novell の Linux 製品マーケティング担当責任者 Justin Steinman 氏は取材に応え、RHX について次のように述べた。「彼ら (Red Hat) は、われわれがすでに行なっていることを、少しだけ違う形でやろうとしている。しかも、実際私が見るところ、販売チャンネルにあまりフレンドリーなやり方ではないように思う」

Novell の Market Start プログラムは、独立系ソフトウェアベンダー (ISV) を、Novell がもつチャンネルの販売業者とソリューション プロバイダのネットワークに引き合わせるものだ。ベンダーがネットワークに加わるのに費用は一切かからず、Novell が ISV に出している条件はただ1つ、『SUSE Linux』上でのソリューションの展開を確約することだけだ。

Steinman 氏によれば Novell は、SUSE Linux 上により多くのソリューションが得られるため、それでメリットがあるという。一方 ISV も、Novell がもつ販路に足がかりが得られるためメリットがある。そして、販売チャンネルもまた、販売できる製品の数が増えることでメリットが得られる。

「Red Hat がしようとしていることは、このメリットの等分配関係から、販売業者とソリューション プロバイダを除外しようとするものだ」と Steinman 氏は語る。「Red Hat は、エンドユーザーの顧客に、直接 RHXに加わるよう求めている。私から見ればこれは、メリットの等分配関係からソリューション プロバイダを除外するものだ」

Red Hat がサードパーティ製ソリューションの開拓分野に参入することを Novell が快く思わないのは明らかだが、Market Start の参加業者のなかには、もっと前向きに注目している業者もある。

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