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2007年5月15日 16:50

日本オラクル、組み込み DB 市場に本格参入

日本オラクルは2007年5月15日、 米国 Oracle および日本オラクルの組み込み DB ビジネス戦略を発表した。

基本戦略は、 データ管理要件にあわせたソリューションを提供できる組み込み DB 製品ポートフォリオを用意、 データ管理とネットワーク連携によるミドルウェアソリューションを提供するが、 そのための専門チームを設け、パートナーとの協業で、 顧客の製品ライフサイクル全体をグローバルに支援する、というもの。

戦略発表を行った米国 Oracle アジアパシフィックの Embedded Buisiness Unit VP、 Mark Barton 氏によると、 組み込み DB 市場は急激に成長しており、 その市場規模は現在でもワールドワイドで250億ドルだという。 特に中国やインドでの需要が急増しているそうだ。

Oracle 自体の組み込みシステム関連の売り上げが急速に成長していることから、 同社では2006年3月に、 また日本オラクルは同年年6月に組み込み DB 専任チーム「Embedded Business Unit」(EBU)を設立した。

また Oracle は、 ポートフォリオ拡充を図る目的で、ここ2、3年、さまざまな企業を買収しているが、 その中にはオープンソース DB 会社の Sleepycat やリアルタイム DB システムの TimesTen も含まれている。

組み込み DB としては、 省リソース機能に特化した「Oracle Berkeley DB」(Berkeley DB は Sleepycat の製品だった)、 高機能型インメモリー「Oracle TimesTen」、 そして両機能を持った「Oracle Database Lite」をラインナップし、 これらの、エッジデバイスで収集したデータをネットワーク経由でサービス用サーバーや、バックエンドサーバーで管理、分析する、という構想だ。

ただ、 常務執行役員システム製品統括本部長の三澤智光氏によると、 従来のライセンス体系による販売は市場の性質上難しいとのことで、 2007年6月から、この市場の用件に柔軟に対処できるライセンス体系やサポートを整備していく。 ターゲット市場は、 通信・メディア・公益分野の交換機、ネットワーク機器、携帯電話、 製造・流通・サービス分野の車載、自販機、ストレージ、情報家電、アミューズメント機器、 公共・医療分野の医療機器、キオスク端末、防衛関連など。

現在、同社が持つ組み込み DB 導入事例としては、 TimesTen による NEC の次世代ネットワーク(NGN)サービス、 東京駅の私書箱/コインロッカーサービス、 カーナビゲーションシステムなどがあげられた。

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