同製品は、対話型のダッシュボード、レポート作成機能、柔軟なクエリおよび分析機能、ETL (データの抽出/加工/書き出し) など、従来の BI スイートが持つ機能の多くを備えている。
これは、同製品が上位製品の『Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition』をベースにしていることが大きな理由だ。Enterprise Edition は、Siebel 由来の分析技術を主体に Oracle が開発した製品だ。
SE One は、データベース『Oracle Database 10g Standard Edition One』とともに、メタデータをやり取りするために『Oracle Business Intelligence Server』が付属するほか、データの品質確保、監査、リレーショナルおよび次元モデリングといった機能を提供する ETL ツール『Oracle Warehouse Builder 10g』なども含む。
Oracle の BI 製品マーケティング担当ディレクタ David Planeaux 氏によると、多くの中小企業には、ソフトウェアのインストールや設定を手助けする IT 部門が存在しないか手薄なことを考慮し、同製品は業務用のユーザーインターフェースを採用しており、プログラムコード作成などの技術的なスキルが不要になっているという。
使いやすさを示す例の1つは、SE One を構成するレイアウト/デザインツール『Oracle Business Intelligence Publisher』が、Microsoft の『Word』や Adobe の『Acrobat』を活用する点だ。
加えて、SE One に含まれる『Oracle Business Intelligence Interactive Dashboards』を使えば、ドラッグ&ドロップ式の Web インターフェースを通じてダッシュボードを作成でき、さらに『Oracle Business Intelligence Answers』を用いて、マウスクリックだけで時宜に応じた分析を行なうことも可能となる。
Oracle Business Intelligence SE One は、『Windows』プラットフォームに対応する。同製品の運用は単一のサーバーで行ない、価格はユーザー1人につき1000ドルとなっている。ユーザー数は最大50人までで、それ以上増やす場合は、SE One を撤去したり置き換えることなく、Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition へ容易に移行できる。