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ビジネス2007年7月4日 12:00
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SAP、情報窃盗に関する Oracle の訴えを一部認める

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著者:Erin Joyce
海外internet.com発の記事
ドイツのソフトウェア大手 SAP (NYSE:SAP) は3日、同社の子会社 TomorrowNow が、Oracle (NASDAQ:ORCL) のサポート関連資料を「不適切に」ダウンロードした行為に関わっていたことを認めた。ただし、SAP の CEO (最高経営責任者) Henning Kagermann 氏は、SAP が Oracle の知的財産を入手した事実はないと主張している。

今回の SAP の発表は、「大掛かりな」企業情報窃盗を働いたとして、3月に Oracle が同社を提訴して以来、初の公式な回答となる。回答によると、TomorrowNow は、自社の顧客に代わって Oracle の Web サイトから資料をダウンロードする権限を与えられていたという。

「その際、修正やサポートに関する文書を不適切にダウンロードした事例が、TomorrowNow 側でいくつか発生したことを SAP は認めた」。SAP は声明の中で、Oracle の訴えに対する回答内容としてこのように述べている。

Kagermann 氏は電話会見の席上で報道陣に対し、「TomorrowNow が不適切なダウンロードを何度か行なったことは、非常に遺憾だ。しかし、SAP が TomorrowNow のダウンロードした資料を入手した事実はない」と語った。

Kagermann 氏は、Oracle との訴訟が係争中だとして、ダウンロードの詳細について語ることは控えたが、今回の訴訟における150件以上の申し立ての「大半」は「事実無根だ」と述べた。また、Oracle が、不適切なダウンロードの事実を把握した際に、自分に対して個人的に連絡してこなかったことに「驚きと失望を感じた」という。

さらに Kagermann 氏は、米司法省 (DoJ) から、Oracle の訴えに関連した資料の提出を求められていることも明らかにした。「DoJ から、SAP の内部資料の一部を提出するよう求められているが、今のところそれ以上のことはない」と Kagermann 氏は述べ、SAP としては DoJ に全面的に協力する意向だと付け加えた。

SAP はこのほか、子会社 TomorrowNow の経営陣の刷新についても詳細を明らかにしている。それによると、同社は SAP Americas の COO (最高業務責任者) で 前 CFO (最高財務責任者) の Mark White 氏を、TomorrowNow の取締役会長に指名したという。今後は White 氏が、法令遵守プログラムを含む TomorrowNow の業務を管理し、TomorrowNow の CEO を務める Andrew Nelson 氏は、White 氏の指揮下に入る。

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