Microsoft は、『GNU 一般公的使用許諾契約』(GPL) の最新版『GPL version 3』(GPLv3) について、同社は GPLv3 とは無関係であり、GPLv3 ライセンスに基づくソフトウェアは取り扱わないという立場を正式に表明した。
6月29日の GPLv3 リリースに際して、Free Software Foundation (FSF) の創設者 Richard Stallman 氏はある警告を口にしていた。それは、GPLv3 によって、Novell と Microsoft が結んだ特許の相互提供に関する合意に悪影響が出る可能性があるというものだ。Microsoft は Stallman 氏の警告を非常に重く受け止めている。
Microsoft は声明の中で次のように述べた。「当社が相互運用契約に基づいて Novell のサポートサービスの証明書を配布していることが、GPLv3 を受け入れたことになるとの主張があるが、契約、知的財産、あるいはその他のいかなる法に照らしても、そのような主張に正当な法的根拠があるとは考えられない」
「実際、サポート証明書の配布など、Novell との提携のいかなる側面についても、その実施に当たって GPL に基づくライセンスが当社に必要だとは考えていない。たとえ将来的に Novell が GPLv3 コードの配布を決定したとしてもだ。さらに Microsoft は、GPLv3 の下での、あるいはその結果としての暗示的または明示的な特許権を認めない。また、GPLv3 ライセンスの発行者は、いかなる意味においても Microsoft を代表したり拘束したりする権限を有しない」