![]() ![]() ![]() ![]() iPhone の第一印象この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20070713/6.html
著者:John Welch
海外internet.com発の記事
「iPhone」を買ってしまった。だれも驚かないとは思うが、ご存じない方もいるかもしれないので報告させていただく。発売日に購入した。実際、筆者は列の先頭から約14番目だった。ただし、早朝から並ぶようなことはしていない。筆者は、近所にある AT&T の店舗に2時30分ころ到着し、Barnes & Noble で購入したばかりの本を読みながらリラックスして待った。その後、通りの反対側にある飲み屋から夕食もデリバリーしてもらった。行列に並んで待つことが苦痛とは限らないのだ。
いや、これが読者にとってどうでも良いことは分かっている。本題の iPhone に戻ろう。まず最初に、単調で退屈なアクティベーションプロセスが待っていることは、確かに購入前から分かっていた。筆者はミズーリ州在住だが、Sprint の携帯電話番号は約10年前にマサチューセッツ州で取得したものと変わっていない。 だが何らかの理由から、この番号の変更が一騒ぎだ。市場などに要因があるようだが、問題解決までに最低1日かかることは筆者にも分かっていた。 筆者は約30分以内の誤差で正しかった。電話を購入したのは金曜日の午後6時24分で、アクティベーションの問題を解決したのは土曜日の午後7時だった。iPhone のアクティベーションは奇妙なことになったが、筆者に対応してくれた AT&T の担当者は全員が確かに丁寧だった。彼らは、これまで唯一の携帯電話番号を変更することがささいな問題ではないことを理解しているようだった。 AT&T のソナロッサ店で最後に出てきたのは若い男性で、1時間休まずに問題の解決を試みて、筆者が必要なものを手に入れるまで徹底的に対応してくれた。SIM カードを出し入れしたり、最後には通話内容も門外漢には理解しにくいことになってきたが、彼は筆者の方を向くと、「3分で iTunes から再アクティベートできます。それまではこれに絶対にさわらないで、『既存の AT&T 回線を移行する』というオプションを選んでください」と教えてくれた。筆者に詳細は分からないが作業内容は適切だった。 筆者は2年ちょっと Windows Mobile を使っており、 その前は Palm も3〜4年使っていた(いずれも良好に使えていた)が、Mac と電話の同期に関しては、これが今までで最も簡単だ。とにかく使える。メールのアカウント、コンタクト情報、カレンダーデータなど完ぺきだ。Mark/Space 社員に恨みはないが、これこそが理想の形だ。改善できるとすれば、Bluetooth もしくは Wi-Fi 対応にすることくらいだ。しかし、同期で問題なのはこの部分だけだ。 Web の表示はどうだろう? 筆者がこれまで持っていた電話の画面は3.5インチだった。これに匹敵するものはなかった。Mobile IE は、Netscape 3以降のブラウザ向けに書かれたもの程度しかレンダリングできなかった。 ところが iPhone Safari はどのプラットフォームでも使える Safari 3 と同等以上の仕上がりになっている。メールについても、筆者は Pocket Outlook で IMAP アカウントにメールをうまく送信できた試しがないが、 iPhone の方は、問題とはほぼ無縁だ(実現にはかなり複雑な手続きが必要だとは思うが、電子メールの送信にはまったく問題がない。メールサーバーの DNS 名やオプションの SMTP AUTH 情報の設定以外のセットアップが必要なときはクライアントが壊れているときだ)。 これらの設定は、筆者がほかの電話機の設定にも期待する内容となっている。論理的にレイアウトされ、取っつきやすくなっている。ボタンも大きくて押しやすい。ダラダラ並べる必要がないようまとめると、筆者が試したことはすべてうまく機能した。 キーボードも筆者には問題なかったが、実際のところ、筆者は親指入力がうまくて速いわけでもないので、感想は個々に異なってくるかもしれない。筆者としては、「キー」から「ポップアップ」フィードバックがあるため、パスワードの入力は筆者がこれまで使ったことのあるどの携帯電話よりもはるかに簡単だ(筆者は IT の人間で複雑なパスワードを使うため、このことは重要だ)。 ワイヤレス機能のパフォーマンスもしっかりしている。実をいえば、筆者はこれまで、「EV-DO」 ではない「1xRTT Sprint」を使っていたが、仕事用の電話は EV-DO だった。EV-DO の方が速いだろうか? 確かに速い。大方の予想通り、AT&T の新しい「Uber-EDGE」の方が優れているだろうか? 間違いなく優れている。明らかに電子メールには十分な速さであり、Web ブラウジングに関しても、56K ダイヤルアップ回線の古き良き時代に戻るようなことはない。 iPhone は、可能な場合はかなり積極的に Wi-Fi を探しだしてこれを利用し、バッテリ駆動時間も筆者にとっては今のところ不満がない。EDGE、オープン Wi-FI、そして WPA2 WiFi 間もうまく移動する。ここでも大きな問題はまったくない。 しかし、最も重要なところはどうだろう。すなわち、携帯電話としては優れているのだろうか? 筆者にとっては、今のところ明確に「優れている」と言える。ただ1つだけ、どの携帯電話とも同じように注意の必要な点がある。受信品質だ。 Sprint 王国(ミズーリ州カンザスシティー)における AT&T の通話エリアは、筆者が期待するほどよくはない(もちろん Sprint も完ぺきではないし、ここでは Sprint の信号がいくらでも入ってくる)。しかし、それは最悪というものでもない。音声品質に関しては非常に素晴らしい。電波が弱まりつつあっても非常にクリアだ。筆者の婚約者によると、筆者が彼女と話をするときに、発信者番号通知サービスを見なければ携帯電話だと分からなかったのは今回が初めてだという。これで AT&T がサービスエリアを改善できれば、筆者としては非常にうれしい。 筆者がまだ3日程度しか使用していないのにもかかわらず何度も頭に浮かぶのは「とにかく使える」という言葉だ。突然驚くような問題が発生することも、想定外のデータ消失も、まったくないのだ。これは筆者が2001年以来所有してきたなかで文字通り最高のスマートフォンだ。美しい外観と素晴らしいユーザーインターフェイスを持ち、携帯電話を使いづらくしない細心の注意が払われていて、少なくとも筆者には、デザインで選択から外れるのではなく、最終的に決まる携帯電話を証明するのが iPhone だと思える。 |