Intel、OLPC プロジェクトへの協力を発表かつては衝突していた2つの組織が、手を組むことを決めた。Intel (NASDAQ:INTC) と Nicholas Negroponte 氏が設立した非営利団体 One Laptop Per Child (OLPC) は13日、発展途上国の子供たちに技術の恩恵をもたらすため、協力することを発表した。また、Intel は、今回新たに OLPC に加入する。
Negroponte 氏は Intel との共同声明の中で、同社と協力することは、最大限の数のノートパソコンが子供たちに届くことを意味すると述べた。一方、Intel の CEO (最高経営責任者) Paul Otellini 氏は、今回の合意を、技術へのアクセスを拡大する同社の取り組みの自然な展開として位置付けている。 「OLPC への参加は、当社が過去20年間にわたり教育分野に取り組んできたこと、および技術には世界中の子供たちに21世紀にふさわしい機会を届ける役割があるという当社の信念を示すさらなる1例だ」と Otellini 氏は述べた。 OLPC の社長 Walter Bender 氏は、同団体に加入するすべての企業に要求されているように、Intel が会費を支払ったと述べた。OLPC には現在、AMD、Brightstar、eBay、Google、Marvell Technology Group、News Corporation、Nortel Networks、Quanta Computer、Red Hat、SES Astra などが参加している。 「Intel は、われわれのソフトウェア分野の取り組みに対し、直ちに貢献する予定だ。ハードウェア分野についての日程は決まっていない」と Bender 氏は取材に対し語った。また、Intel の技術が最終的に OLPC のコンピュータに採用されることについては、「決定されていない」と述べた。Intel のハードウェアが向かう方向性にはかかわらず、Bender 氏は今回の合意の要点を強調した。 「Intel と OLPC は、子供1人につき1台のノートパソコン与えるという使命のために協力することが、最も多くの子供たちに最も早く手を差し伸べることにつながると理解している」と Bender 氏は語った。 だが、OLPC がこれまで歩んできた技術人道主義への道は険しかった Negroponte 氏はほんの数か月前、世界の最も貧しい人々の一部に低価格のコンピュータを届けようという OLPC の取り組みを妨げているとして、Intel を激しく非難していた。 同氏によると、Intel は OLPC が交渉を進めている各国政府のところにやってきて、同社の『Classmate PC』を代替品として売り込もうとしていたという。 Negroponte 氏は、Intel が OLPC の取り組みを損なうために Classmate PC を原価以下で販売しているとして同社を非難し、「OLPC の活動にとてつもない打撃を与えた」と述べていた。 関連記事 最新トップニュース
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