JSPが『Java EE 6』の仕様「JSR 316」を承認、ASFは反対票『Java Platform, Enterprise Edition 6』(Java EE 6) の仕様が決まった。『Java』言語の標準仕様を策定する Java Community Process (JCP) のメンバーは17日遅く、「JSR 316」として提出されていたエンタープライズ向け次世代 Java 言語の仕様 Java EE 6 を投票によって承認した。
しかし、反対の声がなかったわけではない。 17日遅くに行なわれた JSR 316 の投票では、審議委員会のメンバー中、Sun Microsystems、IBM、Red Hat、および Google の4社が Java EE 6 の仕様に賛成票を投じた。問題の仕様に反対票を投じたのは Apache Software Foundation (ASF) のみだった。 投票の記録によると、ASF が反対票を投じたのは、Java EE 6 の仕様に特定の問題があったからではなく、このプロセスで主導権を握る Sun の姿勢を問題視したためだという。 「Apache Software Foundation の反対票は、この仕様の主導者 (Sun) が、Java Specification Participation Agreement (JSPA) に違反している、という見解に基づいている。したがって、前述の問題が解決されるまで、新たな JSR (Java Specification Request) を開始してはならない、というのが ASF の主張だ」と投票記録には記されている。 投票記録はさらに次のように続く。「この (反対) 票は、JSR の技術的な利点について異議を表明したものではない。仕様の主導の仕方に問題がなければ、ASF も賛成票を投じただろう」 ASF は、「Apache Harmony」プロジェクトの協力を得て Java の独自バージョンの開発に取り組んでいるが、ライセンス問題に絡んで Sun が ASF の取り組みを妨害しているとして、Sun との間に問題を抱えている。 IBM もまた、Java EE 6 の仕様に関しては賛成票を投じたものの、ライセンス条件については Sun に異議を唱えている。 この点について、投票記録には次のように記されている。「IBM の (賛成) 票は、この JSR の技術的な利点について投じたもので、ライセンス条件についてではない。IBM が支持するのは、サードパーティが Java 仕様の実装を独自に開発することを認め、個人や企業がプロプライエタリな利益のために不必要な制限を課すことを認めず、オープンかつ公平なグラウンドを作り上げるライセンスモデルだ」 関連記事 最新トップニュース
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