Google と Viacom、著作権侵害訴訟で法廷対決へメディア大手 Viacom (NYSE:VIA) が、Google (NASDAQ:GOOG) とその子会社で人気動画共有サイトを運営する YouTube を相手取って起こした著作権侵害訴訟が、まもなく法廷の場で争われる。27日に裁判日程を協議予定の同訴訟は、Viacom が著作権を所有するコンテンツの YouTube への無断掲載を放置したとして、Viacom が Google に10億ドルの損害賠償を求めているものだ。
結果がどうなろうとも、この訴訟がインターネット利用者に与える影響は大きい。comScore によれば、米国ではインターネット利用者の75%近くが、2007年5月の1か月間に1人平均158分間オンライン動画を視聴していたという。動画の大半は YouTube が掲載したものだ。Web 計測会社 Hitwise の調査では、YouTube が Web ビデオ市場に占めるシェアは、2位以下の人気64サイトをすべて合わせたシェアを50%も上回るという。 Web ビデオ視聴者への直接的な影響だけでなく、この訴訟はインターネットの未来をも決定付ける可能性をはらんでいる。 というのも、Google は Viacom の訴えに対する自己弁護として、『デジタルミレニアム著作権法』(DMCA) の512条を持ち出そうとしているからだ。Google は512条を根拠に、YouTube のようなインターネット企業は、ユーザーの著作権侵害行為に対する責任を問われないと主張すると見られる。 しかし Viacom の捉え方は異なっており、DMCA が一部のインターネット企業に「セーフハーバー」を提供するにしても、著作権侵害行為を阻止できる立場にありながら、そこから利益を得ている企業は、同法での保護対象にはならないとの見解を示している。 関連記事 最新トップニュース
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