Webビジネス2007年7月25日 11:30
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Cisco、『VFrame Data Center』でサーバー管理市場に参入

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20070725/12.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
IBM (NYSE:IBM) や Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) などの IT 業界大手が支配的なサーバー管理市場に参入するのは、大変な勇気が必要だ。

しかし、ネットワーク機器最大手の Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) は、新しい製品とアイデアを武器に、同市場への参入を計画している。

Cisco は24日、カリフォルニア州で開催中のカンファレンス『Networkers』の席上で、『VFrame Data Center』を発表した。これは、企業のデータセンターにおける x86 サーバーの増加を抑制するためのソフトウェアおよびハードウェア プラットフォームで、指先の簡単な操作でアプリケーションを配備できる。

VFrame Data Center は、今回のカンファレンスの目玉製品だ。Cisco は同イベントで『Data Center 3.0』という戦略を提唱している。これは、仮想化したサーバー/ストレージ/ネットワーク リソースの共有プールに存在するインフラスサービスについて、自動化と振る舞いの定義を実現しようという戦略だ。

ハードウェアを購入し接続する費用は言うまでもなく、大量のマシンが膨大な電力を消費し、エネルギーコストが急上昇している現状にあって、データセンターのハードウェア削減は注目度が高い。

これを実現する上で、ネットワークサービスを分割するため、従来はハードウェアが提供する特定サービスに応じて、アプリケーション グループごとに、そのハードウェアを追加する形をとってきた。たとえば、SAP アプリケーションや Eコマース アプリケーションのために、ファイヤーウォールを実現する機器をそれぞれ加えることになる。しかしこれでは、利用率の低い多数のファイヤーウォールを運用する事態になりかねない。

これに対し、VFrame Data Center は1U サイズのアプライアンス上で稼動し、ファイヤーウォール、仮想 LAN、仮想 WAN の配備といったネットワークサービスの仮想化によって、各サービスの簡単な配備を実現する。これまでのように、多数のデバイスをデータセンター内に設置する必要はない。

VFrame Data Center のアプライアンスはステートレスなので、どのマシンも固有の IP アドレスを持たない。そのためユーザーは、サーバー間でサービスを移動させ、各マシンの設定を稼働させたまま変更できる。

VFrame Data Center の発売は8月の予定だ。最小構成価格は、アプライアンス1台につき6万ドルで、サーバーとサービスの構成によっては15万ドルになる場合もある。

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