EMC、『Documentum 6』をリリースEMC (NYSE:EMC) は7月30日、『EMC Documentum 6』をリリースした。企業コンテンツ管理 (ECM) プラットフォーム『Documentum』の主要なアップグレードとしては、2年数か月ぶりとなる。
2005年3月に発表された『EMC Documentum 5.3』では、コードベース、セキュリティモデル、リポジトリ、オブジェクトモデル、プログラミング インターフェースの共有に重点を置いていたが、今回の Documentum 6 では Web サービスの処理が改善されている。 EMC のコンテンツ管理およびアーカイブ部門で Documentum プラットフォーム マーケティングを担当する Karin Ondricek 氏は、Documentum 6 の主な狙いはサービス指向アーキテクチャ (SOA) システムに対応したアプリケーションを構築/設定/配備することにあると説明している。 「顧客の多くが、自社の IT 環境を改めて検証してみると、3社、4社もしくは5社の異なるベンダーが提供するシステムを使用していることに気づく、といった状態にあることを、われわれは知っている。管理の面から見ると、これは非常にコストがかかる。ゆえに顧客は標準化モデルへと移行を始めている。つまり、共通のバックエンドに配備するアプリケーションを増やし、ベンダー数を減らすということだ」と Ondricek 氏は語った。 Documentum 6 の特徴の1つが Web サービスベースの API『Documentum Enterprise Content Services』だ。これは異なるプラットフォームへの対応に関連する問題を解決するために設けられたもので、企業コンテンツサービスについて、SOA 内における他のビジネスアプリケーションとの統合を促す役割を持つ。 この API は、コンテンツ管理ツールを使用する開発者向けにベンダーに依存しないフレームワークを提供しており、その点でプロプライエタリな『Documentum API』と異なる。 基本的に、新しい API で構築されるサービスは、開発者が Documentum の使用経験がなくても、ECM アプリケーションを迅速かつ簡単に開発できるように設計されている。 EMC の標準化への取り組みはこれだけではない。新機能の『Documentum Composer』は『Eclipse』の統合開発環境 (IDE) をベースにしており、手作業によるコーディングの必要性を減らし、SOA の手法を用いて資産を再利用している。 関連記事 最新トップニュース
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