VMware、『Mac』用の仮想化製品『VMware Fusion』をまもなく発売Apple のパソコン『Macintosh』(Mac) を、グラフィックデザイン専用の見た目がかわいらしいパソコンと見なす人々がいる。これまでならば、そうした分類も当を得ていただろう。
だが仮想化製品大手の VMware は、Mac がより洗練度の高い作業負荷をこなすことができ、『Windows』用アプリケーションまでも活用できるプラットフォームだと証明しようとしている。 VMware は、Intel 製プロセッサ搭載 Mac 上で、『Mac OS X』をはじめ『Windows』『Linux』『Solaris』といった OS の同時運用を実現する『VMware Fusion』を、6日に発売する予定だ。同製品には、Apple 製の OS 用に作成したアプリケーションしか動かせないという Mac が持つ印象を、払拭できるよう支援する狙いがある。 企業においてコンピュータを使う従業員の中には、できれば Mac を使って仕事をしたいと思う者もいるが、企業では一般的に、『Outlook』や『Exchange』といった Windows アプリケーションの使用が前提となっている。Fusion は、そういった Windows アプリケーションを Mac 上で手間をかけずに動かせるようにする。 Fusion は、Mac 上で32ビット OS と64ビット OS を運用できる。加えて、Mac OS X と Linux や Solaris との間で、テキストをコピー&ペーストしたり、ファイルをドラッグ&ドロップすることもできる。『VMware Workstation』『VMware Server』『VMware Infrastructure』で作成した仮想マシンを稼働させることも可能だ。 また Fusion は、実験的な3D グラフィックス対応機能を備えており、『Windows XP Service Pack 2』が稼働する仮想マシン内で、『DirectX 8.1』対応のゲームを一部実行できる。ほかにも『USB 2.0』機器に対応し、ビデオカメラ、高速外付けハードディスク、GPS 端末などを利用できる。 さらに Fusion は電力管理機能も備えており、ノートパソコンのバッテリが切れそうになった場合でも、仮想マシンを保護することが可能だ。 昨年12月にベータ版を公開して以来、Fusion のダウンロード件数は25万件を超えており、その注目度は明らかに高い。 現在 VMware は、Fusion の予約販売を受付中で、同社サイトでは特別価格を提示している。また、Amazon.com や Apple Store などの小売チャンネルでも販売する予定だ。正規の小売価格は79.99ドルとなっており、競合製品『Parallels Desktop 3.0 for Mac』と同じ価格なのも偶然とは言えない。 関連記事 最新トップニュース
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