IBM が Novell との関係を強化IBM は、Novell とRed Hat 両方の企業向け『Linux』を販売、サポートしているが、少なくともミドルウェアに関しては、Novell との距離を縮めているようだ。
IBM は7日、同社の『WebSphere Application Server Community Edition』(WAS CE) を、Novell が『SUSE Linux Enterprise Server』(SLES) に搭載し、サポートすることを明らかにした。契約の一環として、IBM は Novell と協力し、WAS CE と直接競合する Red Hat の『JBoss』ミドルウェアからの移行に関してエンドユーザーに支援を提供する。 Novell との新たな提携と併せて、IBM は、『Java EE 5』を完全サポートする『WAS CE 2.0』を2007年中に正式リリースすることも明らかにした。『Apache Geronimo』をベースとする WAS CE は、2005年5月に商用 Geronimo のベンダー Gluecode を IBM が買収したことにより、同社製品群に加わった。 WAS CE に加えて、IBM は自社のオープン コラボレーション クライアントも Novell の『SUSE Linux Enterprise Desktop』(SLED) に統合する計画だ。このオープン コラボレーション クライアントには、IBM の『Lotus Notes』『Lotus Sametime』のほか、『OpenDocument Format』(ODF) を使用したオフィス スイート機能を含む。また、このクライアントは、IBM がオープンソース開発組織 Eclipse Foundation を通じてサポートや開発を支援している『Eclipse Rich Client Platform (RCP)』をベースにしている。 IBM の Linux 戦略担当ディレクタ Inna Kuznetsova 氏は、今回の提携の金銭的詳細についてはコメントを避けた。 Novell と提携を結んだ IBM だが、他の企業向け Linux パートナーを切り捨てたわけではない。Kuznetsova 氏は取材に対し、Novell との提携は、Red Hat と敵対するための動きではないと述べた。Kuznetsova 氏によれば、IBM は Red Hat との提携にも前向きであり、同社とは他のプロジェクトで密に協力していくという。 関連記事 最新トップニュース
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