「Windows Vista Capable」訴訟、棄却請求は通らずシアトルの連邦地裁判事は7日、Dianne Kelley 氏が起こした訴訟を棄却するよう求める Microsoft (NASDAQ:MSFT) の申し立てをはねつけた。Kelley 氏は、Microsoft が実施した「Windows Vista Capable」ロゴプログラムについて、消費者に誤解を与え、騙すような内容だったと主張している。
この決定によって、この訴訟はさしあたり進展することになる。 Microsoft が2006年の秋に計画していた一般消費者向け『Windows Vista』の発売は予定より遅れたため、年末商戦に間に合わないことが明らかになった際、消費者が Vista 発売までパソコン購入を控えて新規パソコン販売が急激に落ち込むことがないように、Microsoft はロゴプログラムを実施した。Kelly 氏の訴訟はこのロゴプログラムを巡るものだ。 Microsoft は、Vista 発売前に『Windows XP』搭載の新規パソコンを購入する消費者が、2007年1月末の Vista 発売時にアップグレード可能という内容のステッカーを見て安心できるようにと、2種類のロゴプログラムを実施した。 だが保証レベルが低い方のプログラム「Windows Vista Capable」は、そのパソコンで Vista の基本機能版『Vista Home Basic』が動作することしか保証していなかった。要するに、そのステッカーが貼ってあるパソコンでは、新 UI『Aero』を始めとする Vista の目を見はるような新しい視覚要素が一部動作しないということだが、多くの消費者にはそれが分からなかった。Aero は、多くの消費者が Vista 購入の主要動機に挙げるものの1つだ。 連邦地裁判事 Marsha Pechman 氏は7日、Microsoft の担当弁護士らが争っていた原告側の主張のうち、2つについては棄却請求を退けた。だが、残る1つの主張については検討中としている。 同訴訟は、シアトルの北にあるカマノ島在住の Kelley 氏が2007年4月に提訴したもので、その後原告側にもう1人の消費者が加わった。原告側は、同訴訟を「集団訴訟」に格上げすることを検討中だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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