Microsoft、『Exchange Server 2007 SP1』の技術評価版を提供開始Microsoft (NASDAQ:MSFT) は13日、『Exchange Server 2007 Service Pack 1 (SP1)』コミュニティ向け技術評価版 (CTP) の提供を開始したと発表した。同社によると、この CTP で SP1 の機能は一通り出揃ったという。
Exchange Server 2007 が出荷されたのは2006年12月のことだ。 SP1 で提供される機能としては、『Windows Vista』への対応のほか、2008年2月27日に正式出荷予定の次期サーバー OS『Windows Server 2008』への対応がある。これにより、Windows Server 2008 が持つストレッチクラスタ (地理的に分散されたクラスタ) 対応機能を Exchange Server 2007 でも利用できるようになる。また、SP1 を利用すると、Exchange Server 2007 の管理ツールを Windows Vista 上でも Windows Server 2008 上でも動かせるようになる。 さらに、SP1 では『Microsoft Office Communicator』からボイスメールの取り出しが可能になるなど、同社が目指す統一型コミュニケーションへの対応も強化する。 高可用性の面で新たに加わった機能としては、メールボックスのデータを定期的に予備サーバーに複製する「Standby Continuous Replication」(SCR) がある。Microsoft の発表によると、データを保持しているメインサーバーやデータセンターがオフラインになってしまっても、予備サーバーが自動的に起動するという。 セキュリティ面では、同期/認証/暗号化プラットフォーム『Exchange ActiveSync』への対応が加わり、同プロトコルを利用できる機器の管理が容易になる。 さらに Microsoft は、Exchange Server 2007 SP1 と統合することによってセキュリティ保護を強化する『Microsoft Forefront Security for Exchange Server with SP1 Beta 2』も発表した。Forefront Security for Exchange Server の新しいサービスパックでは、Windows Server 2008 に対応するとともに、コンテンツのフィルタリングやスキャニングの性能が向上しているという。 Exchange Server 2007 SP1 と Forefront Security for Exchange Server SP1 は、2007年末の出荷を予定している。Exchange Server 2007 SP1 のコミュニティ向け技術評価版と Forefront Security for Exchange Server SP1 の第2ベータ版は、Microsoft の技術者向けコミュニティ『MSDN』と『Microsoft TechNet』の会員なら誰でも利用できる。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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