AMD、プロセッサのリリース準備と並行し社債を発行へAMD (NYSE:AMD) は、9月10日開催の同社イベントに向けて、ハリウッド風の招待状をメディアに送った。まるで映画の試写会でも開くかのようだ。
4コア版『Opteron』プロセッサ (開発コード名『Barcelona』) のシステムベンダー向け出荷を8月中に、一般発売を9月に控えた「試写会」の主役はむろん、フィルムではなくシリコンだろう。 だが、イベント自体はあくまでハリウッドスタイルにこだわるようだ。招待状によれば、イベント会場は Letterman Digital Arts Center となっている。映画制作会社 Lucasfilm がサンフランシスコのプレシディオに構える、およそ9万3000平方メートルのキャンパスのようなスタジオ内にある建物だ。 AMD はイベントの内容を伏せているが、会長兼 CEO (最高経営責任者) のHector Ruiz 氏が出席予定ということは、Barcelona の華々しい船出を祝う催しになるのは間違いない。 また、Barcelona のリリースだけでなく、Barcelona のシングルソケット デスクトップ版でワークステーション向けの『Budapest』(開発コード名)、およびデスクトップ/一般ユーザー/パワーユーザー向けプロセッサとして人気の高い『Athlon』ファミリの後継にあたる『Phenom』の発表イベントとなる可能性も高い。 AMD には、何としてもこれらのプロセッサを発売する必要がある。戯曲『ゴドーを待ちながら』さながらに Barcelona のリリースが遅れた結果、AMD は Intel (NASDAQ:INTC) から奪った貴重な市場シェアを失い、さらには直近の数四半期の業績にまで影響が出る事態に陥っているからだ。 AMD は、明らかに財務面での支援を必要としている。同社は9日、機関投資家向けに15億ドル相当の社債を発行すると発表した。2006年に ATI Technologies を54億ドルで買収するさい、Morgan Stanley Senior Funding から借り入れた資金を返済するためだ。このような形でさらに債務を増やすことは、今後同社の資金調達の金利が上がることを意味する。 関連記事 最新トップニュース
|
|