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2007年8月20日 09:00

IBM、『Lotus Notes/Domino』最新版を出荷開始

著者Larry Barrettオリジナル版を読む海外海外発
IBM (NYSE:IBM) は17日、『IBM Lotus Notes 8』および『IBM Lotus Domino 8』の出荷を開始した。より豊富な機能、カスタム アプリケーション、マッシュアップなどの Web 2.0 的な機能、そして何より、洗練性と直感性を高めたユーザー インターフェースを求める多くの企業ユーザーの要望に配慮したものとなっている。

Lotus Notes/Domino 最新版では上に挙げたものをすべて提供するが、前バージョンとの最大の違いは、Lotus Notes 8 が『Lotus Expeditor 6.1.1』のプログラミング モデル上に構築されていることだ。Lotus Expeditor は、オープンソースの統合開発環境『Eclipse』に対応したアプリケーション開発プラットフォームだ。ユーザーや独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) は Lotus Expeditor を使って、Notes のダッシュボードからあらゆる種類のアプリケーションの開発、管理、配布を自由に行なうことができる。

Notes 環境にこれほどの柔軟性と機能性を持たせたことは、IBM の主要 Eメール ソフトウェアに劇的な変化をもたらすもので、Lotus Notes/Domino を長年使ってきた顧客がこれを契機に、より有益な『IBM WebSphere Portal Server』ソフトウェアに移行し始めるかもしれない。

Gartner のアナリスト、Matt Cain 氏は取材に対して次のように語った。「今後かなりの長期間をかけて、IBM は Domino を使っている顧客に対し、Domino インフラを最大限に活用するために WebSphere Portal Server へ投資するよう促していくだろう。IBM は Lotus Expeditor と WebSphere Portal Server を Domino と併用可能にすることで、企業顧客が Domino への投資を無駄にせず、そのまま Lotus Expeditor と WebSphere Portal Server の世界へ持ち越せるようにして移行戦略を推進していくだろう」

Lotus Notes 8 は、『Eclipse RCP (Rich Client Platform)』内のすべての Lotus Notes コードをカプセル化し、オープンソースの Java ベースのプラットフォーム上でテンプレート駆動型の設計を提供している。オープンかつプラグイン ベースのアーキテクチャにより、ユーザーは Notes クライアントから多様なアプリケーション、たとえば Cisco Systems のインターネット電話アプリケーション スイートなどにアクセスできるようになった。

IBM が「コンポジット アプリケーション」と呼ぶ Lotus Notes 8 のマッシュアップの開発モデルは、同社の『WebSphere Portal』アプリケーションに対応している。Lotus Notes 8 クライアントでは、WebSphere Portal に Web ブラウザで接続するのではなく、ユーザーがマッシュアップを作り、複数アプリケーション間の連携を単体としてサポートできるようになっている。

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