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2007年8月24日 11:00

第2四半期の世界サーバー市場、大手ベンダーはそろって好調

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
調査会社 IDC は23日、四半期ごとに発行しているサーバー市場調査『Worldwide Quarterly Server Tracker』の最新版を発表した。サーバー販売台数の伸び率が鈍化するとの長期予測が出ているにもかかわらず、同調査によると、第2四半期は Sun や Dell を含め、大手サーバーベンダーがそろって好調だったという。

世界サーバー市場における第2四半期の工場出荷額は、前年同期比6.3%増の131億ドルとなった。これで増加傾向は5期連続となり、第2四半期としては、市場がピークを示した2000年以降で最高の売上となった。

出荷台数の方も、前年同期比で6.1%増加した。更新サイクルが好転したことと、仮想化技術の浸透が増加要因となった。

第2四半期の工場出荷額増加に最も貢献したのは、量販クラスの低価格帯サーバーで、前年同期比11%増の伸びを示した。ミッドレンジサーバーとハイエンドサーバーは、前年同期比でそれぞれ0.2%増と1.7%増に留まった。今回も x86 サーバーの貢献が大きく、工場出荷額は前年同期に比べて15.5%増えたが、RISC など非 x86 サーバーの工場出荷額は2.3%減少した。

ベンダー別の工場出荷額を見ると、IBM (NYSE:IBM) が前年同期比6.4%増の41億ドルで出荷額シェア31.0%を獲得し、首位の座を守った。Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) は前年同期比8.0%増の37億ドルで出荷額シェア28.2%を獲得し、僅差の2番手という恒例の位置を占めた。

3番手は Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) で、出荷額は5.6%増の17億ドル、シェアは13.0%だった。IDC の Enterprise Computing グループ調査アナリスト Jed Scaramella 氏によると、Sun は既存顧客をうまくつなぎ留めているという。

4位の位置を占めた Dell (NASDAQ:DELL) は、好転しつつある。出荷額は15億ドルとなり、前年同期比で20.2%伸びた。上位4社の中で最も高い伸び率だ。

IDC の Scaramella 氏は、「Dell の2006年の業績があまり良くなかったことに留意すべき」と述べた。また同氏は、CEO に返り咲いた Michael Dell 氏が戦略を変更したことを賞賛し、「Dell はサービスを拡充し、直販モデルの活用だけに固執せず、長期的価値に一層の力を入れた」と語った。

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