沖データ、大連工業大学とカラーページプリンタ向けリサイクル紙を共同研究ブラジル、ロシア、インド、中国4か国の、
いわゆる BRICs の急激な経済発展で、
世界中で原材料不足が懸念されているが、
沖データが中国の大連工業大学と、
中国における紙の原材料不足を補うべく、
共同研究に着手した。
2007年8月28日、 両者は、 一年草とリサイクル紙を使用した紙の開発・製造に関する共同開発で合意、 大連工業大学内に共同研究室を設立した、と発表した。 今回の共同研究では、 トナー転写性や連続安定性に必要な摩擦係数、電気抵抗、 表面性などの物理特性に優れた高機能紙に焦点を置き、 プリンタ用紙の分析、材料と製造方法の研究、 試作紙の製造を大連工業大学が行い、 プリンタ用紙としての物理特性と印刷画像を沖データが評価する。 さらに2008年までに試作紙を作成し、 2009年までに低価格な量産紙の完成を目指す。 沖データが中国の大学と共同研究室を設立することも、 大連工業大学が日本企業と共同研究を行うことも、 ともに今回が初めてという。 急激な経済成長を遂げつつある中国では紙の使用量も急増しており、 紙の原料である木材の伐採で砂漠化が進行、 深刻な環境問題となっている。 また、木材自体の価格も高騰しており、 上質紙の供給量不足となっている。 これを解消するものとして、 ケナフなどの一年草を使用した紙やリサイクル紙に期待が寄せられているが、 中国で生産されている一年草を使った紙やリサイクル紙は、 光沢度不足や紙粉量過多などで問題があり、 カラーページプリンタの高品位印刷はむずかしい。 大連工業大学は、 材料分野や食品分野に強みを持つ総合大学で、 1958年以来、化工与材料学院に「紙パルプ製造工程学科」を設け、 紙の開発・製造に関する研究を進めているが、 トイレットペーパなどの用途に限定され、 オフィス用プリンタで使用できる高機能用紙の開発が課題となっていた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース |
|