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2007年9月1日 11:00

Microsoft、Eolas 特許問題で和解成立

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
長年続いていた Microsoft (NASDAQ:MSFT) と Eolas Technologies の係争で、和解が成立した。Microsoft の敗色が濃くなっていたが、両社が和解に合意したことで、訴訟は終結することになる。和解条件は明らかになっていない。

訴訟のはじまりは、1999年2月にさかのぼる。この年、カリフォルニア大学からスピンオフした Eolas が、プラグインおよびアプレットの技術に関する特許を侵害しているとして、Microsoft を提訴した。Eolas は訴訟にあたり、Microsoft が同特許技術を『Windows 98』『Windows 95』『Internet Explorer』で用いていると主張していた。

Eolas は1998年11月17日に、該当特許の認可を受けた。その内容は、オンライン文書に小型の対話型プログラムを埋め込むことのできるブラウザシステム作成に関するもので、この対話型プログラムが、プラグイン、アプレット、スクリプレット、『ActiveX』コントロールなどにあたる。

2003年には、Microsoft に賠償金5億2100万ドルの支払いを命じる評決が出たが、その後同案件は控訴審に持ち込まれた。Microsoft は2005年に、この問題を回避するため Internet Explorer (IE) 5 で ActiveX コントロールの処理方法を変更した。さらに同社は2006年、企業顧客などの対応期間を設けた後、IE における ActiveX コントロールの新たな処理方法に完全移行している。

問題の特許そのものは、実際にはカリフォルニア大学が保有しており、同大学も和解金の一部を手にすることになる。Eolas は9月4日の株主総会で、詳しい情報を明らかにする予定だ。

なお Eolas によれば、和解に伴い、株主に1株あたり60ドルないし72ドルの配当金を分配するという。ただし同社は株式非公開企業のため、発行済み株式の総数は不明だ。

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