![]() ![]() ![]() ![]() ソーシャルブックマークと外部リンク対策この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20070905/6.html
著者:ファンサイド AG
国内internet.com発の記事
Yahoo!Japan は、今年の6月から Yahoo!ブックマークと Yahoo!検索を連動させ、検索結果の URL ごとにブックマーク登録人数の表示を開始しました。
主に Yahoo!Japan を検索エンジンとして使っているユーザーならどこかで見覚えがあるでしょう。まだ一般ユーザーには普及されておらず、一部の Web 業界関連、または自社の Web 担当者などが主に使っている様な気もしますが、少しずつ一般ユーザーにも広がっている傾向にあると思います。 このようなソーシャルブックマークと呼ばれるものは「はてなブックマーク」など、かなり前から存在していましたが、検索エンジンである Yahoo!Japan が検索結果と連動して表示していることで注目を浴びています。 あまり一般ユーザーに知られず使われなかったソーシャルブックマークが、Yahoo!Japan により一般ユーザーの目にも触れやすくなってきました。一部の SEO 業界でもこの Yahoo!Japan が提供しているソーシャルブックマークに興味をもっていると思います。そもそも、ソーシャルブックマークとはなんでしょうか。 「ソーシャルブックマーク(Social Bookmark、SBM)は、オンラインブックマークサービスの発展形で、自分のブックマークをネット上に公開し、不特定多数の人間と共有する事で、これらを有益な情報源とすること」(参考:ウィキペディア(Wikipedia))です。 つまり、「このサイトはいいですよ、有益なサイトで良い情報が載っていますよ」とブックマークし、皆に公開、オススメすることです。SEO でよく言われる、ユーザーの客観的な評価、そのサイトへの一票にもなれるものです。 一番標準的な客観的一票は、サイトからサイトへのバックリンクですが、これはサイトを持っている、管理する権限がある人、最近では自分の Blog を持っている人でないと、対象サイトを評価し、一票入れることができませんでした。しかし、このソーシャルブックマークでは、会員になれば、誰でも対象サイトをブックマークし、バックリンクを張り、客観的な一票を入れることができるのです。 しかし、誰もが対象サイトへの評価としてバックリンクを張ることができるようになると、いつもそうですが、それを悪用する人が現れます。例えば、偽造でユーザー登録して、本当のオススメサイトとしてのブックリンクではなく、単純にそのサイトへのバックリンク数を増やすためのスパム行為としてブックマーク登録を行う(作為のブックマーク)人が現れるのです。 一見客観的な評価として見られるものでも、このような悪用者がいるため、純粋に客観的な評価にならなくなるのです。 「ソーシャルブックマークは被リンク増加に効果的か?」との質問をたくさん受けます。答えは、「ソーシャルブックマークに被リンク増加効果を求めるのは難しい」です。 なぜなら、サイトからサイトへのバックリンクもそうですが、それより簡単なバックリンク増加方法を検索エンジンが素直に評価するわけがないのです。 例えば、「BookDAQ」などのソーシャルブックマークサイトでは、ブックマーク対象サイトへのリンクに「rel="nofollow"」を設置しています。これは検索エンジンクローラーがそのリンクを辿ってリンク先のページへ行かせない、インデックスさせないためのリンク要素です。悪用される可能性がある作為的なリンクを辿って、クローラーが間違った判断をしないようにするためです。 これは「ウィキペディア(Wikipedia)」でも採用されていて、ここ最近では媒体サイトが率先して、スパム行為防止対策として、アウトバウンドリンクにこのようなリンク要素を入れています。 また、このような装置がなく、純粋にリンク先へリンクを張っているとしても検索エンジンが賢く判断しているはずです。特に Google ではバックリンクに対して、非常に厳格な審査を行っています。悪質な被リンクによる検索結果のズレを防止し、より正確な検索品質を保つためです。 検索エンジンアルゴリズムのみでのフィルタリングでは限界があると判断し、ユーザーや各 Web マスターからスパム申告を受け付けています。(Google ウェブマスターツールのスパム報告ページ) Google ウェブマスターツールのリンク調査機能では、Yahoo!ブックマークなどのソーシャルブックマークからのリンクがインバウンドリンクとしてカウントされているケースはありますが、バックリンクとカウントされているからといってすべてが評価対象になるとは思いません。むしろ、過度な作為的ソーシャルブックマークはスパム行為と見られる可能性もあります。 Yahoo!ブックマークの場合は Yahoo!Japan の検索結果に影響力ある一つの要素になる可能性もありますが、その評価数値は非常に低いと思います。Yahoo!はオーバーチュアやカテゴリ登録など、人の審査を評価基準として持っていると見られていますが、ブックマークに関しては内部の人ではなく、まったくコントロールできない一般ユーザーの審査を素直に評価基準として取り入れるはずがないからです。 ただし、ソーシャルブックマークは被リンク増加施策としてはその効果は期待できないとしても、広い意味での SEO 効果はあるかもしれません。まず Yahoo!ブックマークの場合、より多くのユーザーが登録していることで上位にランクインしていなくても、ユーザーはクリックしてみたくなるかもしれません。 また、純粋にソーシャルブックマークを利用しているユーザーの誘導として、少ない数でも集客に貢献すると思います。 ソーシャルブックマークは SEM 視点での外部 SEO 施策の一環として、うまく使えばプラス効果を生み出せると思います。徹底した調査の上、または信頼できる SEO 業者との連携で、くれぐれもサイト本来の目的から離れないように、結果マイナス効果にならないように、注意して施策を行ってください。 (株式会社ファンサイド AG SEM スペシャリスト 趙 南薫) 記事提供:ファンサイド AG
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