IBM、無料の生産性スイート『IBM Lotus Symphony』を発表IBM (NYSE:IBM) は18日、ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館のプラネタリウム『Hayden Planetarium』を会場とし、企業向けのコラボレーション ソフトウェア製品群について発表を行なった。ただし、今回の発表の一部は Microsoft (NASDAQ:MSFT) に向けたものでもあった。
今回 IBM が発表した『IBM Lotus Symphony』は無料のアプリケーション群で、『Lotus Symphony Documents』『Lotus Symphony Spreadsheets』『Lotus Symphony Presentations』という3つのアプリケーションからなる。IBM はまた、これらアプリケーションとともに利用できる、ある種のソーシャル ネットワークも立ち上げた。このソーシャル ネットワークで、ユーザーはエディタやクリップアート、そして文書テンプレートをダウンロードできる。 発表によると IBM Lotus Symphony は、企業の従業員がよく行なう、生産的な事務作業のほとんどを実行できるように作成したものという。Google (NASDAQ:GOOG) も同様の用途向けに、『Google Apps』を盛んに売り込んでいる。Google について言えば、『Google Docs』にプレゼンテーション機能を追加したと17日に発表したばかりだ。 プラネタリウムでのプレゼンテーション後に行なった記者会見で、IBM の Lotus 担当ゼネラルマネージャ Mike Rhodin 氏は IBM Lotus Symphony について、オフィス生産性スイート『OpenOffice.org』の開発コミュニティに積極的に関与するという同社の取り組みの一環だと説明した。 Rhodin 氏は、大企業向け市場で Louts 製品の主な競合相手でもある Microsoft も後に続くべきだと述べ、「われわれは、Microsoft が OpenOffice.org の活動を認めて支持し、参加してほしいと考えている」と語った。 そのほかにも Lotus 関連では、既存製品群のアップグレードなどについて発表があった。 Rhodin 氏は、『IBM Lotus Notes』が企業向けの従量制ホスティングサービスとして、ユーザーあたり毎月5ドルから10ドルで利用できるようになったと発表した。また、IBM Lotus Notes と『IBM Lotus Domino 8.0.1』のモバイル端末用クライアント『IBM Lotus Notes Traveler』について、現時点では2008年第1四半期にリリースの予定だと語った。 同社はまた、ファイル共有ソフトウェア『IBM Lotus Quickr』のコンパニオン製品として、『IBM Lotus Quickr Content Integrator』を2008年第1四半期にリリースすることも明らかにした。管理者は同製品を用いて、『Lotus Domino Document Manager』ライブラリや Lotus Domino のチームルームをはじめ、『Microsoft Office Outlook』の公開フォルダや『Microsoft Office SharePoint Server』のコンテンツも Lotus Quickr 環境に持ち込むことができる。 最後に IBM は、『IBM Lotus Forms』の新バージョンと、『IBM WebSphere Portal』ユーザー向けの新しいアクセラレータも発表した。 声明によれば、これらのツールは、業務用のネットワーク構築ツールを介して顧客がコンテンツを作成し、結びつけ、共有するのを支援するものという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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