japan.internet.com
ビジネス2007年9月19日 10:40
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

Mozilla、『Thunderbird』に特化した新組織設立計画を発表

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20070919/12.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
Mozilla Foundation のメールクライアント『Thunderbird』は、同じ Mozilla の Web ブラウザ『Firefox』ほどの成功にはまだ至っていない。Firefox は、ダウンロード件数が4億件を超え、最も成功したオープンソース プロジェクトに数えられている。

Thunderbird をより盛りたてようと、Mozilla は、同メールクライアントの開発を先導し、開発者環境を育成するための新しい組織を設立することを発表した。この組織は無から立ち上げられるわけではなく、Mozilla は新組織の設立にあたり、300万ドルの資金拠出を行なうと説明している。

Mozilla Foundation 会長の Mitchell Baker 氏は、自身の Blog のなかで次のように述べている。「われわれは出資額を拡大し、現行のメールクライアントである Thunderbird に焦点を当て、Eメールやコミュニケーション分野での革新に重点的に取り組んでいくつもりだ。Thunderbird に特化した新しい組織を設立し、さまざまなリソースをこの組織につぎ込むことで、これを実施していく」

Eメールに重点を置いた新しい組織での取り組みを指揮するため、カナダのスパム対策ソフトウェア会社 ActiveState で現在 CTO (最高技術責任者) および技術担当副社長を務める David Ascher 氏が Mozilla に参加する。Ascher 氏は、Mozilla を基盤とした統合開発環境『Komodo IDE』の開発者でもある。

Baker 氏は自身の Blog の投稿のなかで、メールに特化したこの新組織の目標の1つとして、Web ブラウザ分野で Firefox が達成したのと同種の興奮、同じレベルの活力、そして革新を引き起こすことを挙げている。

「そしてこれが実現したとき、インターネット ライフはより素晴らしく、より面白くなるだろう」と、Baker 氏は記している。

Mozilla の Thunderbird プロジェクトはもともと、『Minotaur』として知られていた。Mozilla は2003年、軽量ブラウザ『Phoenix』を『Firebird』に改称した際に、Minotaur も Thunderbird に改称した。

最新のものとなる Thunderbird『2.x』系列は、4月に最初の『Thunderbird 2.0』がリリースされた。また、この技術プラットフォームは、QUALCOMM (NASDAQ:QCOM) のメールクライアント『Eudora』オープンソース版のベースに採用されている。

japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.