Cleversafe のオープンソース分散ストレージ ネットワークオープンソースのストレージ技術を手がける新興会社 Cleversafe が、同社の世界規模の分散ストレージネットワーク『Dispersed Storage Network (DSN)』で、10年来の分散ストレージ技術『RAID』に挑戦しようとしている。
従来の RAID ディスクアレイでは、データを複数のドライブにストライピングし、データの復元にあたっては、そのうち決まった数のドライブが使用可能でなければならない。一方 Cleversafe は DSN の新版で、データを切り分けて分散化するノード数と、そのうちの復元に必要なノード数を、ユーザーが指定できるようにする。 Cleversafe の製品管理担当副社長 Russ Kennedy 氏は、取材に対し次のように語った。「(われわれの手法である) スライシング (断片化) とディスパーシング (分散化) は、単にディスクアレイでストライピングする手法とは異なる。ストライピングによるデータ片は、すべてが単一のディスクアレイに存在するが、われわれの手法では、それを世界的なネットワークに分散化することが可能だ」 Kennedy 氏によると、Cleversafe が最初にリリースした DSN では、分散先のノード数は11で、そのうち復元に必要なノード数を6に固定した構成しかできなかったという。しかし新版では、ネットワーク全体のノード数と復元に必要なノード数をユーザーが柔軟に指定できる。たとえば、8ノードの DSN ネットワークを構築し、そのうち復元に必要なノード数を3と指定することが可能だ。 Cleversafe の DSN ソフトウェアは、データ片の生成にあたって『Cauchy Reed-Solomon Information Dispersal Algorithm (IDA)』として知られる数学公式を利用する。各データ片は、そのままでは利用するすべがないため、仮にストレージ ネットワークの1つのノードがセキュリティ上の問題を起こしても、データ全体の安全性は保てる。Kennedy 氏によると、安全性をさらに高めるため、データの暗号化も行なうという。 関連記事 最新トップニュース
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