Oracle の人事改革、『Fusion』の提供スケジュールに影響かOracle の組織改編に伴い、同社は『Fusion Applications project』の中心人物を失い、盛んに喧伝してきたビジネス アプリケーション スイートの将来について、疑問視する見方が新たに出ている。
先週、Oracle のアプリケーション開発担当副社長で Fusion アプリケーション開発を率いていた John Wookey 氏が辞職した。関係筋によると、Oracle の次世代ビジネス アプリケーション スイートに関し、Wookey 氏と同社 CEO の Larry Ellison 氏が掲げる「戦略構想に相違」があったためという。 今後は同社 Fusion ミドルウェアグループ副社長 Thomas Kurian 氏が、Fusion アプリケーション開発の責任者となり、取締役副社長 Chuck Rozwat 氏の直属となる。Wookey 氏の配下にいた Ed Abbo 氏は、引き続き同社の『Applications Unlimited』プログラムの指揮を執り、Rozwat 氏の直属となる。 Rozwat 氏は、今後すべてのアプリケーションおよびデータベース開発の責任を負い、Ellison 氏に直属する唯一の人物となる。 Oracle の幹部人事構成は、Ellison 氏の好む形に変わった。しかし Wookey 氏の辞職が、企業顧客に対する Fusion アプリケーションの提供スケジュールに、どの程度の影響を及ぼすのか定かではない。 ここ1年間、Wookey 氏が繰り返し主張してきたのは、Fusion アプリケーションを2008年中に提供するというものだった。しかし Wookey 氏の突然の辞職によって、一部のアナリストや業界観測筋の中には、Fusion アプリケーションの登場が2009年ごろまでに遅れるのではとの見方も出ている。これら業界観測筋の多くは、Oracle が11月に開催するイベント『Oracle OpenWorld』において、Fusion アプリケーションの正式発表を行なうものと見込んでいた。もちろん、その期待はまだ失われていない。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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