Microsoft がオフィス電話を革新する UC ソフトウェアをリリースMicrosoft にとって10月16日という日は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の日だった。同社の会長で共同創設者の Bill Gates 氏は、サンフランシスコでの新製品発表イベントの壇上に登り、同社の統一型コミュニケーション (UC) ソフトウェアを紹介した。平たく言えば、Gates 氏が紹介したのはつまり、電話だ。
Gates 氏は、会場に詰めかけた約2000人の顧客、パートナー企業、報道陣に向かって、最初の単純な個人用電話キットが登場して以来30年、オフィスの電話システムはあまり変わっていないと話した。携帯電話の進歩は別にして、オフィスの電話に加えられた変化と言えば、使い道もわからないたくさんのボタンがつき、たいした情報も表示できない小さなスクリーンが加わっただけだ。 「Microsoft では、オフィスを移る従業員用に新しい電話を設置するのに、700ドルの費用とおよそ1週間の日数がかかる。これをディレクトリ名の更新と同じくらいシンプルにできるようにすべきだ」と Gates 氏は話す。 まさにそうした方向にこのプロセスを単純化するのが、Microsoft の新しい『Microsoft Office Communications Server』(OCS) の目標だ。OCS はさらに、『Microsoft Office』アプリケーションに、VoIP、動画の送受信、インスタントメッセージ (IM)、電話会議およびプレゼンスの機能を追加できる。 大規模企業にとっては、Microsoft の UC ソリューションで節約できる時間と費用は相当なものになる可能性が高いと、Microsoft は説明する。Microsoft の統一型コミュニケーション マーケティング部門でゼネラルマネージャを務める Kim Akers 氏によると、同社では毎年約2万人の従業員がオフィスを移動するため、電話システムを UC ソリューションに変えないかぎり、その潜在的費用は相当なものになるという。 「最終的には、構内交換機 (PBX) は消え去る運命にある」と Gates 氏は語った。Gates 氏は、大半の企業が現在の PBX システムにかけてきた莫大な投資にも触れ、OCS はそうした旧式のシステムを補完して、スムーズにシステムの移行ができると述べた。 Microsoft はまた、同社のイニシアティブをサポートする主要 PBX メーカーも紹介した。Nortel Networks、Ericsson、Mitel Networks はすべて、Microsoft の音声プラットフォーム上に構築できる次世代ソフトウェア アプリケーションを発表している。Nortel はすでに、早期予約の顧客向けに、Microsoft と共同で相当数のシステム配備を行なっている。 総じて約50の企業が同日、Microsoft の UC プラットフォームをベースにした新製品およびサービスを発表した。 関連記事 最新トップニュース
|
|