具体的に見ていくと、まず大企業向けの主要ディスク ストレージ システム『IBM System Storage DS8000 Turbo』シリーズの強化版が発表となった。同版には、重要なビジネスデータのスナップショット機能『IBM FlashCopy SE』が新たに加わっている。
FlashCopy SE では、指定したデータのサブセットだけをバックアップ対象とするよう、スナップショットを設定することが可能だ。これにより、データのバックアップ イメージに要するストレージ容量を節減できる。FlashCopy SE を含む DS8000 Turbo シリーズの強化機能は12月7日にリリース予定で、FlashCopy SE の最小構成価格は6500ドルだ。
DS8000 Turbo シリーズに関してはもう1つ、新しいストレージ管理コンソール『IBM System Storage Productivity Center (SSPC)』が発表となっている。同コンソールを使えば、ストレージ デバイス、ストレージ トポロジ ビューア、レポートおよび監視、追加デバイスの簡易インストールなどを集中管理できる。SSPC は11月16日にリリース予定で、最小構成価格は7500ドルとなっている。
IBM はこのほか、テープおよびディスク ストレージの仮想化に関する発表も行なった。ファイル仮想化の新製品『IBM System Storage N series Virtual File Manager (VFM)』と、仮想テープ ソリューション『IBM Virtualization Engine TS7520』の改良版だ。
さらに、テープ ストレージ システムの新製品『IBM System Storage TS2240 Tape Drive Express Model LTO 4 Half-High』や、既存のディスク ストレージ システム『IBM System Storage DS3000』『同DS4000』シリーズの機能拡張も発表となっている。