Webビジネス 2007年10月29日 09:00

Vonage、Verizon との特許訴訟で和解を発表

著者: Larry Barrett  オリジナル版を読む
2007年10月29日 09:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

VoIP サービス会社 Vonage Holdings は25日、通信大手 Verizon Communications との長引く特許訴訟で、和解に至ったことを発表した。Vonage は、最大で1億2000万ドルの和解金を支払う。

今年3月、バージニア州連邦地裁の陪審は、Vonage が Verizon の特許3件を侵害したとし、損害賠償金5800万ドルに加え、Vonage の VoIP サービスの今後の売上に対して発生する特許使用料を支払うよう Vonage に命じる評決を下した。その後控訴裁判所が9月に、特許3件のうち1件については地裁が示した判断は誤りだとして、再審理するよう下級裁判所への差し戻しを命じ、残りの2件に関しては5800万ドルの損害賠償命令と特許使用料を無効であるとした。Vonage は10月、残りの2件の特許侵害についても再審理するよう請求している。

Vonage は、3月の裁判で支払いを命じられた損害賠償金と特許使用料にあてるため、6600万ドルの預託金と、第2四半期と第3四半期の特許使用料としてそれぞれ1200万ドルと1000万ドルの第三者預託金をすでに支払っている。控訴審は2件の特許について侵害を認めているが、Vonage は事実上、損害額の上限を1億2000万ドルに抑え込んだ。残りの2件の特許侵害に関する再審理請求が通った場合、Vonage は Verizon に対し、総額で8000万ドルを支払えば済むことになる。

再審理請求が却下されるか、または現在保留中の該当技術の使用禁止命令が復活された場合は、Vonage は Verizon に対し、総額で1億2000万ドルを支払うことになる。

Vonage の最高法務責任者 Sharon O’Leary 氏は、声明の中で次のように述べている。「われわれは、この訴訟を終結することを喜んでおり、これが当社とその顧客とって最大の利益になると考えている。今回の和解は、法的見直しおよび長期の訴訟に関わる不確実性を取り除き、われわれが当社の中核事業と顧客に集中し続けられるようにするものだ」

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