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ビジネス2007年11月2日 10:00
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思いのままに旅行をする「ソーシャルトラベルサイト」

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20071102/8.html
著者:アルカーナ株式会社 原田和英
国内internet.com発の記事
旅行サイトは昔からインターネット上で人気を集めてきた。たとえば観光地の口コミサイトや旅行代理店のカタログサイトのような旅行情報サイト。あるいは航空券比較サイトやホテル予約サイトのような準 EC サイトたちだ。

そのような旅行サイトが昨今はソーシャル的な要素を加える傾向にある。たとえば既存のパッケージの提案ではなく、個人の嗜好を判断して旅行先を提案する機能や個人の目的から旅行先を提案するサービスなどが増えている。

以下にそのようなソーシャルトラベルサイトの事例を紹介する。

■目的から旅行を探す

TripCart


TripCart」は個人の「やりたい事」に応じた旅行を提案する。

今までの旅行サイトが場所などから旅行先を選ぶものだったことに対し、「目的」に重心を置いているサイトだと言えよう。

たとえば「ロマンス」という目的を選ぶと「ワイキキビーチ」や「エンパイアステートビル」「ナイアガラの滝」というようなスポットが紹介される。ほかにも「アウトドア」「豪華な旅行」などいくつかの目的から行き先を検討することができる。

また「Trippert」ではタグを活用して目的別の旅行先を考えることが可能だ。

このサイトでは膨大な数の旅行記事が投稿されている。それらの記事に複数のタグがつけられている。そのため「湖」「建築」「歴史的」「静かなところ」などのニーズに応じた旅行情報を集めることができる。

またその記事に「関連した旅行先」なども表示されるので地域を問わず、興味から旅行先を考えることが可能だ。

ほかに「Kango.com」では旅行の検索エンジンに準じたサービスを提供している。

既存の1,000以上の旅行サイトの情報をインデックス化し、それらの情報をワンストップで検索することができる。また、単に検索できるだけではなく、「子供との旅行」「ペットとの旅行」などの目的から旅行情報をフィルタリングをすることができる。

また少し変わったサイトとして「Groople.com」というサイトがある。

これは「グループでの旅行」をサポートするサービスだ。単に複数人での旅行日程を管理をできるだけでなく、ほかの人たちがどのようなグループ旅行を行っているのか調べることもできる。

グループ旅行の例としては「社内旅行」「スポーツ観戦」「家族旅行」「サプライズ旅行」「宗教に関する旅行」などなど。グループでの旅行を考えている方にとっては、このようなプランの中から、旅行先を検討してみるのも良いのではないだろうか。

■自分のための旅行を探す

Tripology.com


旅行を決める時にしばしば起こるのが「どこに行きたいのか、何がしたいのかよくわからない」という状況。そのように「旅行には行きたいのだが、どこに行けばよいのかわからない」という場合がある。そのような問題を解決するのがリコメンデーション型旅行サイトだ。

たとえば「Tripology.com」では、質問に回答していくと、その回答に沿ったおすすめの旅行地を教えてくれる。

質問としては旅行の趣旨(ハネムーンか、夏休みかなど)、ライフスタイル(ゲイ、ハンディキャップドなど)、予算、期間、人数など10以上の項目を入力する。あとはエージェントがおすすめの旅行地を提案してくれる。

また「GoAbroad Network」では人を介して、おすすめの旅行先を教えてくれる。

これはいわば旅行に特化した SNS。ただし、利用者が「旅行者」と「アドバイザー」に別れているのが特徴だ。アドバイザーには旅行代理店や留学の代理店などが参加。そのアドバイザーが各種のグループを作成し、旅行者へのアドバイスなどを行う。

また、SNS の機能を利用して自分と旅行の趣味が似た人を探し、その人のおすすめ旅行場所を調べることもできる。

このようにリコメンデーション型では、「目的」も「旅行地」も決まらない状態でも旅行先を提案してくれる。変わった旅行先を検討したい方は利用されてみてはいかがだろうか。

■一緒に行く人を探す

TravelChums


また変わったところでは、旅行の同行者を探すサイトも増えてきている。一人旅も良いものだが、複数人での旅行もまた趣があるもの。

たとえば、この「TravelChums」では、旅行の同行者を探すことができる大手サイト。すでに世界中で4万人弱が利用。

自分の居住地や同行者の性別などから人を検索することができる。ある種の出会い系のようなサイトとしてにぎわっている。ビジネスモデルとしては有料課金。無料でも利用できるが有料会員になると検索範囲が広がる。

また似たコンセプトだが、対象を高齢者に絞った「retiredbackpackers.com」というサイトもある。

つまりシニア層向けの旅行同行者検索サイトだ。「普通のバックパック旅行はできないけど、旅はしたい」というような人を対象としている。

■旅行を便利にしてくるサイトたち

TripIt


最後に旅行を便利にしてくれるサイトのご紹介。

TripIt」では、メールを使った旅行日程の管理サービスを提供。

一般的に航空券や宿を予約するとその確認メールが届く。それらのメールをこのサイトにメールをすると、その情報を分析してまとめてくれる。

旅行を頻繁に行く人にとっては便利なサービスだろう。メールを転送するだけで良いというシンプルさが受けている。

また「eTripBuilder.com」では、登録した旅行情報を GPS 端末やカレンダーにエクスポートするサービスを提供。

携帯端末を使う人が増える昨今では、非常に使い勝手の良いサービスである。

このように旅行関連のサイトは「旅行プランの提案」だけでなく、「旅行者同士の交流」「旅行日程の管理」などさまざまにわたる。日本の主要旅行業者における取り扱い額は、2006年度で6兆円弱(社団法人日本旅行業協会調べ)。それを考えると、これからますますこの市場の盛り上がることが考えられるだろう。

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