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2007年11月7日 12:00

Cisco、ネットワーク スイッチの仮想化技術を発表

Cisco Systems が企業向けネットワーキングの市場で優位に立っていられるのは、主に同社のスイッチ製品『Cisco Catalyst』シリーズのおかげだ。Catalyst スイッチは『Cisco Campus Communications Fabric』ソリューションの一部として、企業内ネットワークのトラフィックを制御する。

その Campus Communications Fabric は、企業が自社のインフラを犠牲にすることなく段階的にアップグレードできる機能を加えて、より高速化しようとしている。

Catalyst 6500 シリーズで新たに採用された技術『Virtual Switching System (VSS) 1440』は、複数の『Catalyst 6500』スイッチを組み合わせて1.44Tbps (毎秒1.4テラビット) もの帯域幅容量を実現するものだ。

Cisco Catalyst 6500 シリーズシステム担当のシニアディレクタを務める Kumar Srikantan 氏は、取材に対して次のように語っている。「VSS では、ネットワークシステムにおいて、複数のスイッチを1つの仮想化システム内に配備できるようにする。コアデータセンター ネットワークでは、シャーシを2台接続したデュアルシャーシ構成がよく見受けられるが、VSS を利用すれば、そのような環境にある顧客の管理負担を軽減できる」

Srikantan 氏は、Catalyst を仮想化することで、Cisco はルーティングの実行回数を減らし、ネットワークの管理を簡略化できたと説明する。ルーティングの回数が減るということは、実際には存在しないネットワークホップをトラフィックが無視することができ、より効率よくルーティングが行なえるということを意味する。また、ホップが減れば、ネットワークの遅延も縮小し、全体として企業ネットワークのパフォーマンスが向上する。

Srikantan 氏によると、Cisco は VSS でネットワークのパフォーマンスを向上させることにより、企業が既存のネットワーク帯域幅を利用できるよう「パイプを全開に」しているという。そのために Cisco は、自社のハードウェアとルーティングソフトウェアが仮想化の恩恵を完璧に認識できるように強化し、帯域幅が増大した場合でも対応できる処理能力をさらに提供できるようにしなければならなかった。

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